見出し画像

本と音楽とねこと

第三次産業革命

Rifkin,Jeremy,2011,The Third Industrial Revolution: How Lateral Power Is Transforming Energy, the Economy, and the World,Palgrave Macmillan(=2012,田沢恭子訳『第三次産業革命――原発後の次代へ、経済・政治・教育をどう変えていくか』インターシフト)(¥2,415)'12.12.11

 スマートグリッド、水素蓄電地を中継し、自家生産されたものが水平的に共有され、インターネットによってモニタリング、制御される再生可能エネルギーのネットワークへの転換、この「第三次産業革命」について、豊富な実践事例を紹介しながら、その文明史的意味と経済効果等について論じる。
 再生可能エネルギーの実現可能性について懐疑的な者も、本書を読めば認識が変わるだろう。「エントロピー論」の衝撃からすでに久しいが、リフキンは、再び、持続可能な社会のあり方についての明確な構想を示してくれた。

Part(1)第三次産業革命へ
第1章 だれもが見過ごした真の経済危機
第2章 新しい物語
第3章 理論を実践へ
Part(2)水平パワーの波
第4章 分散型資本主義
第5章 左派・右派を超えて
第6章 グローバル化からコンチネンタル化へ
Part(3)協働の時代
第7章 アダム・スミスとの決別
第8章 教室の改革
第9章 協働の時代へ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「本」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事