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本と音楽とねこと

猫語の教科書

ポール・ギャリコ(灰島かり訳),1998,猫語の教科書,筑摩書房.(1.3.2021)

 ポール・ギャリコは、『スノーグース』や『ポセイドン・アドベンチャー』の作者として知られている。
 本書も長く読みつがれてきた佳作で、猫好きには、思わずにんまりしてしまう内容だ。
 猫SFというマニアックなジャンルがあって、それらや本書を読むと、はたして、人が猫を飼っているのか、猫が人を飼っているのか、少しだけわからなくなる。

ある日、編集者のもとへ不思議な原稿が届けられた。文字と記号がいりまじった、暗号のような文章。“£YE SUK@NT MUWOQ”相談を受けたポール・ギャリコは、それを解読してもっと驚くはめになる。原稿はなんと、猫の手になる、全国の猫のためのマニュアルだった。「快適な生活を確保するために、人間をどうしつけるか」ひょっとしてうちの猫も?描き下ろしマンガ(大島弓子)も収録。

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