数多い類書のなかでも、非常に中身の濃い一冊だ。最低限押さえておくべきことがらを、過不足なく、正確に論述している。「社会調査法」のテキスト選びに迷ったら、これを読んでおけば十分だろう。
目次
社会調査とは何か―調査法、はじめの一歩
社会調査の種類―質的調査と量的調査とは?
社会調査のプロセス―アイディアから後かたづけまで
社会調査のデザイン―因果分析を念頭に調査を設計するには?
実査の方法―どのような方法を選べば良いのか?
調査票の作成―質問の作成からレイアウトまで
サンプリング―対象者はどのように選べば良いのか?
調査の実施―郵送法と個別面接法
データファイルの作成―データの正確さを求めて
データの基礎的集計―たくさんの情報を要約する
統計的推測―見えない「全体」に対する想像力
変数間の関連―データを分析する
調査報告とデータの管理―調査のフィナーレもしっかりと
社会調査の意義と今日的課題―私たちはいま何を考えるべきか?
正しい情報が必要とされる時代に、調査データの質を見抜き、さらに調査を企画・実施するスキルを修得。調査現場の実践知を、わかりやすく基礎と発展の2段階で示す。社会調査士資格取得カリキュラムA・B・G対応。
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