愛知県一宮市の市立千秋東小学校で、6年生の担任の男性教諭(36)が、校内で着替えをしていた女子児童をビデオカメラで盗撮していたと、同市教委が8日の会見で明らかにした。
児童の保護者から被害届を受けた一宮署は、軽犯罪法違反容疑で捜査している。
同市教委によると、先月31日午前8時15分ごろ、体育館の更衣場所で、6年生の女子児童が心電図を測るため体操服に着替えていたところ、青い布で覆われ、窓の下にある台の上に置かれたビデオカメラを見つけた。カメラは撮影中の赤いランプが点灯しており、女子児童が男性教諭に報告すると、この教諭はカメラを撤去した。
学校側がこの教諭を問いただしたところ、盗撮の事実を認め、「申し訳ない。日ごろ児童たちが自分のことを何と言っているか知りたかった」と弁明したという。
学校側は教諭を自宅謹慎させ、4日に保護者への説明会とPTA臨時総会を開いて経緯を説明、6日に全生徒に謝罪した。
会見した馬場康雄教育長は「許し難い行為で誠に申し訳ない。子どもたちの信頼回復に努めたい」と陳謝した。
(2006年2月8日16時57分 読売新聞)
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