隷従は自立である

　今日付のきっこのブログでは、電気用品安全法とともに、障害者自立支援法がやり玉にあがっていた。
　電気用品安全法はともかく、障害者自立支援法については、ゼミの学生諸氏が調べてきて発表するたびに、むちゃくちゃな悪法だな、と思ったものだ。度し難いのは、障害者にサービス利用費用の1割自己負担を課し、障害者が福祉サービスを受けながら「自立」して生活していくのを実質阻害する法でありながら、臆面もなく「自立支援法」などとうそぶいていることだ。これは、ジョージ・オーウェルのいう"ニュースピーク"そのものではないか。
　小泉訴訟が指摘するとおり、日本は、女性をレイプし、統合失調症で強制入院させられ、配偶者をDVの餌食にしたあげく、愛人を殺害した疑惑まである鬼畜を、ありがたく首相にいただく狂人国家である。（この点についてはアメリカと同格だ。）念のため言っておくが、わたしは、統合失調症の入院歴があるから首相としてふさわしくないなどとは一切思っていない。そうした過去を隠蔽せんがための私益のため、これまた天下の悪法である個人情報保護法まで成立させ、国民の権利と利益を侵害しているのを問題視しているのだ。
　わたしは、小泉純一郎という人間が怖ろしい。これほど冷血にふるまえる鬼畜はほかに知らない。こういうのをわが代弁者として実質選任して平気でいる国民も怖ろしい。狂ってるとしか思えない。日本は巨大な精神科病棟である。