はあ?いまさら、なに言ってんの、この人。
ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが先頭に立って、原油や穀物の価格を吊り上げ、高値で売り抜けたあとは、一転空売りに転じ、巨額の利ざやを得ようとしていることに、何ら法的瑕疵はない。世界のとくに貧困層が生活苦にあえぎ餓死者が増えようが、禿鷹ファンドの守銭奴どもにとって知ったことではない。女性と貧困層の人権を蹂躙しまくるアラブの産油諸国は、圧倒的な戦力を誇るアメリカ軍を番犬にする代わりに、原油高による莫大な収益で、瀕死のドルと米国債、株式を買い支えてくれる。原油・穀物利権を掌握するアメリカのパワーエリートどもは、うはうはもんだろう。
原油・穀物価格バブルがはじけるとき、世界は未曾有の金融恐慌に見舞われるだろうが、世界中の人々が身ぐるみはがされる一方で、禿鷹ファンドの元には膨大な収益が転がり込んでくるのだろう。
世界の三流国の木っ端役人が無駄吠えする暇があれば、自然エネルギーの活用促進をはかる政策や、商品先物取引にトービン税をかける構想を練り上げるなり、現実的に有効な手立てを講じろ。
(画像は原油先物3ヶ月チャート。もうすぐガソリンはリッター200円を超えるな。)
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