本と音楽とねこと

日経平均1万5273円、1年ぶりに1万5300円割る

 お盆明け初出勤。研究室のパソコンで一気に前期全科目の成績入力を済ませる。

 株価大暴落、円急騰の問題だが、おそらく今日の東京市場が株と外貨のセリングクライマックスだろう。先ほど、米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げを決定したが、BNPパリバ傘下の資産担保証券関連ファンド(7日時点で資産総額16億ユーロ)の解約凍結により一気に深刻化した信用収縮の問題も、これで一服するんじゃまいか。これからはじまるNY株式市場は爆戻しだろう。今回の金融危機においては、欧州中央銀行(ECB)、日本銀行、FRBの対応がちぐはぐで傷口が広がった感がある。毎日計画的に貨幣流通量を増やすべきだったのに、てんでばらばらに供給オペと吸収オペを断続的に繰り返すお粗末ぶり。サブプライムローンの問題も繰り返してほしくないが、日米欧が足並みそろえて適切な金融政策うたないと、ほんとうに世界大恐慌が起こり、国民経済がむちゃくちゃになるところだったじょ。反省しる!

 それから、株にしろ、為替にしろ、余裕資金でやれよ。今日もたくさんの破産したあほ(と言ってしまったら可哀想だけど)が電車に飛び込んで、大勢の人たちが迷惑している。人間はしょせん愚かな生き物なんだから、パチやスロも、酒もたばこも、株や為替も、手を出すなと言うのは酷だろう。だけど、それで身を持ち崩すのは大バカものだ。LDショックで懲りていないのか。

追証自殺掲示板

日経平均1万5273円、1年ぶりに1万5300円割る
 米国の低所得者向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した株式・金融市場の動揺は17日も続いた。
 東京株式市場の日経平均株価(225種)は、外国為替市場で一時、円が1ドル=111円台まで急騰したことを背景に、前日より874円81銭も下落、3日連続で今年の安値を更新して取引を終えた。アジアや欧州の主要株式市場も値を下げており、世界的な市場の混乱は週明けに持ち越すとの見方が強まっている。
 日経平均の下げ幅は、2000年4月17日(1426円4銭安)以来、7年4か月ぶりの大きさ。終値は1万5273円68銭と、昨年8月7日以来の1万5300円割れとなった。東京株価指数(TOPIX)も同87・07ポイント低い1480・39で、昨年7月19日以来の1500割れとなった。
 サブプライムローン問題の深刻化に伴う米経済の先行き不安に加え、急激な円高が市場心理を冷え込ませた。円高で収益悪化が見込まれる自動車株や電機株などの輸出関連株を中心に、幅広い銘柄に売りが殺到、東京株式市場1部では、94%に当たる1620銘柄が値を下げた。1部の時価総額は474兆円と昨年11月28日以来、8か月半ぶりに500兆円を割った。
 アジアの主要市場では、中国の上海B株指数が前日比で4・50%値下がりしたほか、深セン成分B株指数が同8・95%安と大幅下落した。韓国の総合株価指数は、過去最大の下げ幅を記録した前日比で3・19%安の大幅な続落となった。香港、台湾などの主要株価指数も1%強下落した。(深センのセンは土ヘンに「川」)
 欧州でも、ロンドン時間の午後0時半(日本時間同日午後8時半)現在、ロンドン証券取引所のフィナンシャル・タイムズ(FT)100種平均株価指数や独仏の主要株価指数は前日比1%未満と小幅ながら下落している。
 一方、17日の東京外国為替市場の円相場は、サブプライムローン問題に伴う米経済への先行き懸念から、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は4営業日連続で上昇した。一時、昨年6月以来約1年2か月ぶりとなる1ドル=111円台に突入し、111円60銭まで上昇した。その後は上昇幅を縮小し、午後5時、前日(午後5時)比3円35銭円高・ドル安の1ドル=112円70~73銭で大方の取引を終えた。
 円は対ユーロでも一時、1ユーロ=149円25銭まで急伸、昨年11月以来となる1ユーロ=149円台を付けた。
(2007年8月17日21時17分 読売新聞)

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