社会保険と福祉国家の発明、成立の歴史をたどり、ロールズのいう「無知のヴェール」の喪失と「社会的なものの個人化」により、危機に瀕する保険の原理と福祉国家体制を論じる。とくに、workfareについての歴史的考察が面白かった。社会保障の歴史と直面する課題を的確に論述した秀作だ。
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