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本と音楽とねこと

貧乏人が激怒するブラック日本の真実

午堂登紀雄.2013,『貧乏人が激怒するブラック日本の真実 「情弱一人負けの時代」を生き抜くヒント』 光文社(¥1,404)'14.10.4

 企業から国家の統治機構に至るまで、とことんブラックな現状に抗するのではなく、「勝者」となるべくどううまく立ちまわるか、「ビッグ・トゥモロウ」的なくだらない処方術が満載されている。著者の現状認識が間違っているわけではないが、身もふたもないブラックな現実にうまく適応して生きていくことはとことん虚しい。いまどきのリーマンが飛びつきそうな言説の数々に正直震えた。

目次
Chapter1情弱一人負けの時代――コントロールする人、される人
Chapter2「ブラック企業」という幻影――「キャリアアップ」という幻想
Chapter3アベノミクスで再生するのは誰?――貧乏人はやっぱり騙されている
Chapter4情弱は、情弱になるべくしてなっていることを知る
Extra Chapter情報を自分流に吟味して無敗継続! ――私のアベノミクス投資戦記

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