・・・「最後のセーフティ・ネット」とも称される生活保護の活用方法ついてわかりやすく解説した、画期的なマニュアル本。行政は、生活保護制度についての情報を意図的に隠蔽化し、保護率の抑制をはかってきたが、そのての隠蔽が長期的に成功したためしはない。ここ数年の生活保護世帯の急増は、たんに貧困高齢者世帯が急増したからだけではなく、政府の情報隠蔽策が破綻してきたためでもあるとわたしは考えている。こうしたマニュアル本により人生をあきらめないですむ人が増えるのは、いいことだと思う。モラル・ハザ-ドの問題はそれほど深刻化しないだろう。働かない人生の味気なさは、多くの人が実感するところだろうからだ。
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