けっしてわかりやすい内容ではないが、現行の社会保障制度を法理体系のなかであらためて位置づけなおし、地域社会を基盤としたソーシャルワークの実践をとおして、制度の可能性を高めていくべく提言する。
生活困窮者自立支援制度がこのように広く解釈でき、普遍的に運用できるとは思ってはいなかったので、その点は勉強になった。
目次
第1章 持続がむずかしい社会保障
第2章 何のための社会保障か
第3章 何が変わってきているのか
第4章 社会保障は誰のためのものか
第5章 相談支援
第6章 地域再構築
おわりに 社会保障制度の再構築に向けて
社会保障の真のあり方を再考し、今後、持続可能にするには?社会的に孤立したり、生活に困窮している人への各地での「相談支援」が、新たな可能性を育んでいる。それらを明らかにし、法律や社会保障制度のなかに位置づけながら、その先にある新たな“地域”づくりにも注目する。未来への希望が見えてくる本。
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