懲りも反省もしないアメリカ

「ユダヤ発言」したのかしないのか テレ朝に米人権団体が抗議
「米は最大の踏み倒し屋」国連事務総長 米議員は猛反発
　アメリカに本社をおく多国籍企業の多くが、パレスチナ人を弾圧してきたイスラエル政府を支援していることはよく知られているが、この「サイモン・ウィーゼンタール・センター」なるユダヤ利権団体による抗議は、今回の国家権力による民主党政権阻止工作活動にアメリカの親イスラエル勢力が介在していることをはからずも示唆している。
　また、国連事務総長の「米は最大の踏み倒し屋」という指摘も事実どおりであって、国を挙げての貧困ビジネスが破綻し世界的な金融恐慌を引き起こしたことも含めて、アメリカの権力機構に自己を内省する知性が欠落していることを如実に物語っている。
　世界からアメリカが消えてくれさえしたら、世界はどれだけの悲惨から救われるだろうか。