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アタマに固着した観念が覆されるほどの発見はないが、過剰に理想化された世界各国の現実がよくわかる。それでも、まだ日本よりはマシという事例が多いこと、それが悲しい。
目次
はじめに
「少子化対策」という蜃気楼----フランス
"世界の教育大国"に「フィンランド・メソッド」はありません----フィンランド
「第三極」にふり回された二大政党制お家元----イギリス
私なら絶対に選ばない陪審裁判----アメリカ
自然保護大国の「破壊と絶滅」の過去----ニュージーランド
「ヒトラー展」に27万人、ドイツ人と戦争責任----ドイツ
財政危機、それでも食べていける観光立国----ギリシャ
「フィンランドは世界一の教育大国」「フランスは少子化問題を乗り越えた」「ドイツは戦争責任にカタをつけた」…日本人が理想視する「お手本の国」には、知られざる別の顔があった。もてはやされる制度や手法がその副作用ゆえに「嫌われモノ」というのは序の口、実は存在していないなんてことも!各国に長年暮らす日本人七人が打ち明ける、“隣の芝生”の本当の色とは。
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