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イギリスの公立学校に通う、ブレイディさんの息子、13歳。
前作ほど、じーんと琴線に触れたり、深く考えさせられる内容ではないが、軽妙洒脱な文体は前作のままで、けっこう楽しめる。
印象に残ったのは、アフリカからの移民の少女が、学校のコンサートで、Sam Cookeの'A Change Is Gonna Come'、そして、The Poguesの'Fairytale of New York'を歌うくだりだ。
ブロークンブリテン、緊縮財政、ポリティカルコレクトネス、ブレグジット等々、深刻な問題がいろいろありながら、ダイバーシティが生み出すイギリス文化の活力は健在だ。
Sam Cooke - A Change Is Gonna Come (Official Lyric Video)
The Pogues - Fairytale Of New York (Official Video)
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