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本と音楽とねこと

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2

ブレイディみかこ,2021,ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2,新潮社.(9.22.2021)

 イギリスの公立学校に通う、ブレイディさんの息子、13歳。
 前作ほど、じーんと琴線に触れたり、深く考えさせられる内容ではないが、軽妙洒脱な文体は前作のままで、けっこう楽しめる。
 印象に残ったのは、アフリカからの移民の少女が、学校のコンサートで、Sam Cookeの'A Change Is Gonna Come'、そして、The Poguesの'Fairytale of New York'を歌うくだりだ。
 ブロークンブリテン、緊縮財政、ポリティカルコレクトネス、ブレグジット等々、深刻な問題がいろいろありながら、ダイバーシティが生み出すイギリス文化の活力は健在だ。

Sam Cooke - A Change Is Gonna Come (Official Lyric Video)

The Pogues - Fairytale Of New York (Official Video)

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