ヒンコンがー、ワーキングプアがー、カクサがー、という本ではない。ニートが思うところあって、「ネットカフェ難民」を体験してみましたー、という本。
若くて、死にそうになったら帰れる実家があれば、むかしでいう浮浪者、ホーボーとして、それなりに楽しく自由な生活を謳歌できるものなのだな、と感心した。
おもしろかったけど、断捨離継続中なんで、古紙回収ボックス行きだ。
目次
ネットカフェ難民前夜
ネットカフェ難民の一日は、夜、開く
ネットカフェの定義
ネットカフェ難民はホームレスではない
ネットカフェ難民と2ちゃんねる
お金と睡眠
ネットカフェ難民、パチンコに負けてタバコを拾う
ネットカフェ難民、日雇い労働を決意する
ネットカフェ難民は旅人か
機械にさせればいい仕事と機械よりも安い人間の存在ほか
金も職も技能もない25歳のニートが、ある日突然、実家の六畳間からネットカフェの一畳ちょいの空間に居を移した。パソコンで日雇いバイトに登録し、日中は退屈で単純な労働に精を出す。夜は11時以降が入店条件の6時間深夜パックで体を縮めて眠りを貪り、延滞料金をとられないよう、朝は早く起床。時にファミレスや吉野家でささやかな贅沢を楽しむ。やがて目に見えないところで次々に荒廃が始まった…メディアが映し出さない“最底辺”の実録。
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