伊奈正人,2013,『C.W.ミルズとアメリカ公共社会──動機の語彙論と平和思想』彩流社(¥3,360)'13.6.30
筆者、積年の研究成果の集大成ともいえる力作だ。プラグラマティズムについての深い見識が、ミルズの社会理論、とくに「動機の語彙」についての秀逸な解釈に結実している。
筆者が、並々ならぬ努力によって社会学者としての「職人性」を体得したことが本書の内容に良く現れている。かつての悪文も修正され、明確でわかりやすい表現がこころがけられている。表紙もかっこいい。
ご恵贈いただき、ありがとうございました。
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