小沢秘書起訴問題と日本社会の空気

　小沢の公設秘書がゲロっただの、いやゲロってないだの、あいかわらず怪情報が乱れ飛んでいる。
大久保被告大筋で起訴事実認める供述
大久保被告、突然の方針転換　保釈狙いの“戦略”か
小沢氏秘書、起訴事実は否認＝弁護人「認める報道、異なる」－西松献金
　司法が立法府、行政府から独立しているなんてどこの国の話だ？検察なんて、自・公政権とずぶずぶ。しょっぴいて、いたぶったらゲロ吐いて大ネタものにできるかもという思惑もあって逮捕したものの、なんもでてこない。完全に検察の大失態だ。腐っても特高の系譜をくむ国家権力の中枢機関、さすがに失態を認めるわけにはいかないから、マスコミに虚偽情報も含めて意図的にリークを繰り返し、民主党の政治家は小沢をはじめに金権にまみれているというイメージを国民に植え付けるのに懸命だ。細田博之や河村建夫といった魑魅魍魎どもの発言をみると、今回の国策捜査の意図が、民主＝悪の空気を蔓延させることにあることは明瞭だ。
　検察、政治家、官僚、マスコミがこぞって「空気」の醸成にいそしむ姿は無気味であるし、情報のソースも明示せず、ましてやリークの意図を検討しようともしないで虚偽のニュースを垂れ流すマスコミはサイテーだ。