目の前にいる、貧困に苦しむ子どものために、さまざまなかたちで奮闘する全国各地の人々を、湯浅氏自らが取材し、紹介する。善意ある人々のボランタリーな活動により、政府の責任が免責されるわけではないが、これだけのユニークな取り組みが実践されいることからも、この国に市民社会としての善が失われてはいないことがよくわかる。元気が出る一冊だ。
目次
はじめに
第一章 子どもから社会を見直す
――貧困とは何か?
第二章 あきらめない人たち
――「こども食堂」と「無料塾」
第三章 できることを、できることから
――動き出す自治体・企業
第四章 社会をつくり直す
――貧困の連鎖を断ち切るために
おわりに
いまの日本の最大の問題は、“子どもの貧困”である。問題は余りに大きい。一朝一夕にすべての人を幸せにする解決策もない。だが、一ミリでも対策を進める、腐らない人たちが、この国には、まだたくさんいる!貧困は減らせる、社会は根もとから変えられる!!貧困問題の第一人者が取材した課題解決の最前線。
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