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10年以上むかしの本だけに、紹介されている事例、少年法・刑法・民法、司法制度、理論(とくに構築主義)等、現況をカバーできていない部分が多々あるが、犯罪社会学の理論にもとづいて、網羅的に列挙する諸犯罪を分析し、累犯犯罪者、犯罪被害者の人権問題等にも言及しており、現在でも読んで役に立つ内容だと思う。改訂の機会があれば、卒論等で犯罪問題を取り上げる学生のためにも、参考文献リストを付けていただきたいものだ。
日常の平安をおびやかすさまざまな逸脱行動や組織の暴走……具体的事例をふまえつつ、常識ではとらえがたいその内実、法との関連、社会の対応など幅広い知識を提供する。
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