冬の青空が広がる日、僕は初詣に行って来た。この神社には戦いの神様が祀っているわけで、とは言うものの、まあ特に神社なら何処でも良いわけで、結局それは心構えなわけであって、とは言うもののやはり折角だからというわけで、賽銭箱に百円玉を投げ込んだ。
百円玉っぽちで、家内安全、交通安全、宝くじが当たりますように...とそりゃいくらなんでも神様だって相手にしてくれないかなと思いながら手を合わせた。参拝が終わり賽銭箱を後にすると、僕の腕に女性の腕が絡まってきた。ウチの人かなと思って横を見ると、知らない女性の方だった。何だなんだ?と思っていたら、その方は「すいません」とそそくさと離れていった。ここは新宿の裏通りじゃないわけで、屋台のたこ焼きが気になるわけで、そんなわけで僕が戦う相手はとりあえず自分の中にありそうな気がした。
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