ちょっとぶらりと都心へ足を伸ばした。
大通りを行くのではなく、何時ものようにわざと裏通りを歩く。
すると思ってもみない古い建物が有ったりと結構楽しい。
運河沿いには新しく高い(値段も高そうだ)マンションが建てられているが、その傍らでまだ頑張って商売をしている一軒家なんかもある。
とにかく都心は物の値段が高い。
老舗だ何だとかあるけど、一番はやはり土地代だろうなと思ってしまう。
昼飯を食おうと思ったけどこの日は土曜にだったので、良いと思った店は閉まってたりした。
どうしようかなと結局銀座の方まで出てしまったが、やっと一軒良さそうな店が有った。
値段も悪くない。
最近は居酒屋で昼飯を喰うのがパターンになってきていて、ここも良いかんじの所だった。
店に入るとお客が沢山いて、どことなく昭和っぽい雰囲気だ。
メニューも壁一面に張られていて、一体何を頼もうか後ずさりしてしまうが、昼の定食のぶりの刺身にした。
元気でちょっと粗っぽいおばちゃん3人がオーダーを取ってるんだけど、その勢いが凄い。
男の人はみな「お兄さん」か「お兄ちゃん」だ。
「お兄さんがたちょっとそこ座って」となるんだけど、どちらかと言うと常連さんが多いみたいで、混んでる時は相席は当たり前。
おばちゃんが持ってたお盆もアルミ製で、かなり年季の入った渋い物で実にグッドである。
さてぶりの刺身定食もささっと出てきたんだけど、これは天然でもちろん旨い。
肉豆腐も付いていて薄味だけどこれはなんかほっとする美味さだ。
値段もそれ程高くないし、店の感じも悪くないし良い店だなと思った。
その他気になったメニューが、カキフライと海鮮丼だった。
カキフライはちょっと高かったけど、絶対うまいに違いない。
その他スズキの刺身とかアジフライとか気になるものが沢山あり、願わくば全部制覇したいくらいだ。
調べると以外にもチェーン店で、よしそれだったらまたいつか他の店舗に行って見ようと思う。
こう言う店が近くにあると良いんだけどなあと思いつつ、探さないだけで実際地元にもあるんだろうな。
腹が一杯になると、また裏通りをてくてくと歩く。
東京マラソンもぜひ裏路地を走るコースで一度やってみたら面白いと思うんだけどな。
F1のモナコみたいな感じで。
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