Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

飛騨高山へ

2023-11-03 | Weblog

飛騨高山へ旅に出ていた。

目的は白川郷へは、一度行かなきゃならないなという変な使命感みたいなものがあり、いずれ行くのだからこのタイミングで行こうと思ったからだ。

もしかしたら岐阜県を訪れるのは初めてかと思ったが、北アルプスの笠ヶ岳は岐阜県なので行ったことあると言えばあるのだろうか。

関東からは北アルプスの向こう側になり、意外と行きづらい場所でなのである。

 

名古屋から特急ひだに乗り換える。

木曽川、飛騨川沿いの山間部を2時間弱電車に揺られ、白川郷の入り口でもある高山駅で降りる。

駅は新しくしたのか思った以上に綺麗だし、駅前もすっきりしていて想像していたよりも洗練された街であった。

それとインバウンドが増えて外国人旅行者が多く、特に欧米人の多さにまず少し驚いた。

流石は世界遺産の影響を受けているだけある。

 

飛騨高山と言えばまずは飛騨牛を食わなくてはと、駅の近くの焼肉屋へ入る。

A5ランクのステーキ肉は目が飛び出るほどの値段なので、自分で焼く焼肉はそれと比べればリーズナブル。

肉は柔らかくとても美味しいが、正直、庶民の僕としてはいつも食べているオージーなんかの方が好みかもしれない。

 

 

白川郷へは次の日を予定していたので、この日は割とゆっくりと周辺を散策した。

駅で車を借り街を出ると一気に長閑な田舎の風景が広がる。

空は青く、全くの旅日和だ。

 

 

 

その辺に流れている川の水も綺麗だし、遠くに見えるのは雪を被った乗鞍岳も美しい。

ここから1時間車で走れば北アルプスの新穂高温泉なのだが、長野県側は何回か行ったことがあるが岐阜県側はもちろん初めてなのだ。

 

今回は、マンションをリノベーションしたホテルに2日間滞在する。

部屋はワンルームで、洗濯機やキッチンなどがあり、フライパンや油などの調味料が置いてある。

長期滞在する旅行者にはこのようなホテルの方が良いのかもしれない。

 

チェックイン後は高山の街に出てみる。

ホテルから歩いていける場所に古い町並み通りというものがあるので行ってみた。

 

 

 

古い町並みはお土産屋さんがメインになっていて、たくさんの観光客で賑わっていた。

やはり外国人の観光客が多く、7割くらいは海外の人ではと思った。

だから店の店員さんも英語でやり取りをされているから、多少英語が話さなければ商売にならないのかもしれない。

この辺りは味噌が有名だから、無料で試飲できる味噌汁を美味しそうに飲まれていた。

 

 

『さるぼぼ』という昔ながらの現地の人形があり、海外の人は「Oh,sarubobo」と手に取られている。

だから途中から外国人目線で日本のお土産物を眺めていたが、その中でもさるぼぼグッズはマストアイテムでそこに地元愛を感じた。

 

この日の夜は高山ラーメンを食べたのだけど(優しい味で美味しかった)、その食堂にも数組の海外の人たちが食事をしている。

食券には番号が表示されているから良いが、ソース焼きそば定食なんかは理解できるのだろうか?

それと、その隣のインドカレー屋さんの席はほぼ海外の人で埋まっていた。

逆に日本人の観光客である僕の方が肩身が狭かった。

 

 

古い町並み通り離れると、本来の静かな町並みが出てきた。

少し歩くとなんとも昭和な古い建物の古道具やがあり、中に入ったらこれまた懐かしいものが沢山あった。

先ほどの古い町並みよりもこちらの方が心が動かされてしまった。

 

駅前のコンビニエンスストアに寄るとここも海外の人達で溢れていた。

大柄な女性の方がお菓子など5千円分くらい買い物をされていたが、それをお土産にするのかと思ったが多分自分で食べるのだろう。

 

ちなみに高山から3駅くらい北上すると飛騨古川という駅なのだが、アニメ映画『君の名は』の舞台にもなったところだ。

ミーハーな僕は夕方前にちょっとだけ足を伸ばしたが、ここは高山に比べると人が少なくかなり静かな町であった。

 

 

流石に朝っぱらから行動してるので早めに寝よう。

次の日はこの度のメインである白川郷へ向かう。

 

 

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FIELD DIARY

 

 

 

 

 



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