Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

名もなき池

2023-11-09 | Weblog

高山市から東海北陸道で南下する。

この日も朝方は霧で覆われていたが、いつの間にかすっきりと取れて黄色く色づいた山々が見え出した。

道も空いているし、すっきり晴れ渡った空の下を走るのはなかなか気持ちが良いものだ。

高速道路を降りて少し山間部を走り、着いたところはこれがまた長閑な場所であった。

 

 

山間部を流れる板取川は非常に綺麗で、深いところはコバルトブルー色になっていた。

今は時期ではないが、ここではアマゴなどが釣れるのかと思うと魚を見つけたい衝動に駆られる。

位置的に、どうもこの辺りは丁度日本の中心部ということだが、周りは山しかない。

まあ日本の国土はその殆どが森林なので、山のある景色が本来の姿なのだろうか。

 

 

 

名もなき池はそんな静かな場所にあり、湧水の影響で常に池の水は透明である。

そして水草の感じといい、モネの絵画(よく知らないが)の様でもあるから通称はモネの池とも呼ばれている。

それほど興味は無かったが、太陽が上がると徐々に池が青くなってる。

 

 

泳いでいる鯉がうまい具合にファインダーに入ってくれれば良いが、人間がいると人間がいる岸の方へ集まってきてしまう。

なかなかチャンスが訪れず、僕の写真魂に少し火がついた。

 

 

 

普段は鯉なんて写真に収めようとは思わないが、この時はやはりこの色鮮やかな鯉が居るのと居ないのでは大違いなので少しの間執着してしまった。

まあ、特にやることもなくのんびりと旅をするのも悪くはない。

 

 



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