野暮用のついでで、有栖川公園付近まで歩いた。
いつの間にか港区まで歩いていて、この公園は去年桜を見に行ったところだった。
広尾付近は大使館もあり外国人も多く高級なイメージがあるが、探すとまだまだ昭和の感じを残すところももちろんある。
近くの神社にも井戸ポンプが健在という事で寄ってみた。
この稲荷神社の御神木なのだろうか、真ん中が火事で焼かれたのか空洞になっていた。
それでも、生きているから御神木として崇められているのかもしれない。
その周辺に良い感じの小路があった。
これはいかにもな路地である。
ん?奥の方に何か見える。
紫の花が咲いている垣根の奥に...。
ああ、やっぱしあった。
しかし、この井戸ポンプは枯れ井戸で、支えとなっている個所が錆びて台の中に落ちてしまっている。
でも、これはこれで良い朽ち果て方で、その中から植物が生えてきているのが尚更良い。
周辺が小奇麗に整備されているから、やはり土地柄なのかと感じる。
さらにもう一本路地裏。
ここも植え込みの花が美しいが、どうも私道の様であった。
周りは高級なマンションなどが立ち並ぶ中、まだまだ昔ながらの風景が残っている。
そして大通りに出ると、オシャレな井戸ポンプを発見。
何となく西洋っぽく感じるが、これも土地柄なのだろうか?
走ってる車も何か違うような気がする。
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