春くらいかな?旧江戸川へ釣りに行った時の事である(魚は釣れなかったけど)。
上流を見ると、その上空に何やら怪しげな建造物があるのに気づいた。
結構、大きそうな建造物だが、はて?あんな物は今まで存在しなかったので、一体あれは何だろうと疑問に思った。
最初は工事現場のクレーンかその類の重機かと思ったが、それにしても巨大過ぎる。
しかも、一番上にはトタン小屋みたいな建物まであって、とにかく怪しすぎる建造物であった。
この建造物が気になってたので、この日コーヒー豆を買いに行くついでに謎の建造物の正体を確かめに行った。
大体あの辺りだなと検討を付けた場所に行ってみても、それらしい物はまるっきり見当たらない。
流石に周辺に建物等が有り視界が開けない為に確認できないのだ。
意外と人間てのは適当に把握してるのだなあと、改めて高い場所に登ると探していた場所が全然当てずっぽなうであった。
もっと北へ走らなくてはいけなかった。
住宅と比べると、何だか恐怖さえ感じるほど巨大だ。
それに何なんだ、あの上の小屋の形をした物は。
なぜあんな場所にあるのだ?
良い感じの民家との違和感がまたたまらない。
まあ、薄々分かっていたが、上の小屋の様なものがあるだけで違和感が半端ないのだ。
江戸川はかなり蛇行してるから、まさか江戸川区側にあったとは思いもしなかった。
謎の塔はゴミ処理場の煙突であった。
数年掛けて老朽化したものを壊して立て直すとの事であった。
煙突を解体する為に、わざわざ上に小屋みたいなもので覆って上から順々に解体していくそうだ。
(西部警察みたいに破壊するわけにはいかないし)
川の反対側から、ガシャンガシャンと解体する音が響き、その風景と相まって物々しい感じがまるでピンクフロイドのジャケットを思わせた。
今度はあの小屋の中がどうなってるのか気になる。
煙突の横にエレベーターらしきものがあるので、多分それに乗って上に行くのだろう。
それはそれで怖そうだな。
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