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なんか素敵な空間でしょ。
大正ロマンか、昭和レトロか、なんだか映画のワンシーンに迷い込んだような・・・
私が知ってるわけもないのに、懐かしい匂いのする古くて新しい廃校舎再利用の軽井沢の学び舎です。
行動コーチングアカデミー奥田健次先生の元へ
武者修行の旅に行って参りました。
奥田先生と言えば、心理臨床家。専門行動療法士、臨床心理士。
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登校拒否から、発達障害のある子供たちを主に臨床してらっしゃるのですが・・・
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↑ 奥田先生のサインには必ずアンパンマン
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なぜ、トリマーの私が子供?
いやいや、子育て相談ではありません。もちろん子育てにはこちらの著書は多いに参考になりますが。
「家庭犬育成指導者研修会」なるものに参加して参りまして・・・
日本における行動分析学界の第一人者 杉山尚子先生(著書は多すぎてご紹介しきれませんが愛読しております)
にもお会いして、お話することが出来ました。
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杉山先生ももちろん、ご専門はアニマルではなくヒトです。
3日間フルに実践をご指導いていただいた、ドッグトレーナーとお呼びするには忍び難い 山本央子先生。
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今までお会いしたことがない、桁外れのメガネを持った、
犬の行動分析家と呼ばせていただきますが、それでもこの3日間では、山本先生の
ほんの一部を覗かせていただけただけにすぎないと思うと、実践は
なんとも奥深く、私がこれから死ぬまでにどんなに頑張ってもどこまで知りうることが
出来る世界なのか、どれだけの臨床を解決に導けるのか、
益々時間の限界との勝負を思うと、長い長い修行の始まりとなります。
で、で、ですね。なぜこのお三方にご指導いただける「家庭犬育成・・・」なのかといいますと。
行動分析学の応用により、ヒト、イヌ、すべて、共通言語となるというわけなんです。
全身で発する行動を分析しようというわけなんだと思いますので、子供の問題行動を専門にする奥田先生のご指摘が
、ストレートに分かりやすかったり、むしろ的確であったりするわけなんです。
ひとつの課題を共通の視点、言語で語り合える素晴らしいプロトレーナーの会に、
私なんかの一トリマーが参加できたのは、すべて、新潟でもセミナー講師をして下さる
高山先生のお陰なんでございます。
山本先生、高山先生の夢でもあった、実践形式セミナー(日本初と言える内容です)が実現までの道のり、
山本先生の犬界の荒波の中の試練と修行のご苦労、最後は涙なくして語れない会となりましたが、
皆さんの行動に敬意を表し、この界が第2回へとずっと続くことを願って、私がそれに恥じることなく
学び続ける誓いの日でもあったのは間違いないでしょう。
内容についてはこれから整理しながらまた触れていくとしまして、今回ご一緒させていただきました
随伴性のご縁で繋がった皆様、貴重なお時間共に過ごさせていただきましたことに、感謝いたします。
本当にありがとうございました
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最後の奥田先生のご挨拶にありましたお言葉
遊び(余暇)を充実させよう
新しい行動を注ぎ込もう
困った行動を取り除こうという発想をやめましょう
イヌに限らず、ヒトに限らず、すべて発想の転換なんだと思います。
それがみんなの幸せなのではないでしょうか。