日暮里発 吹かそう幸福実現の風

日暮里から幸福実現の風を送っています  

「超・高齢化社会」に備えよ(2)――エイジレス社会への突破口

2012-10-27 | 日記

[HRPニュースファイル438]

より転載



日本においても、世界においても、「超高齢化問題」は非常に大きな問題となっています。

民主党や自民党など多くの政党が「高齢化問題」について、「国家が老人の面倒を見る」という発想の下、増税して社会保障費を増やし、国家が税金をバラまくという政策しか持ち合わせていません。しかし、これではやがて破綻することは明白です。

幸福実現党は「自立(支援)」をキーワードに、社会福祉や高齢者雇用の枠組みから都市計画、住宅、交通システム、ICT技術に至るまで、高齢者の方々が日常生活や経済生活において、自立して健康で生きがいを持って幸福に暮らすことができる「生涯現役社会」「エイジレス社会」の実現を目指しております。

今後、急速な高齢化によって生じる問題は、大きくは2つあります。

第一の問題は、生産年齢人口(労働力人口)の急速な減少です。

生産年齢人口(15~64歳)は最新の2010年国勢調査では8,173万人ですが、2013年には8,000万人、2027年には7,000万人、2051年には5,000万人を割り、2060年には4,418万人となると推計されています。(国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」)

海外からの移民や労働生産性の飛躍的な上昇がない限り、生産年齢人口の減少は国内総生産(GDP)の減少をもたらし、国家の活力を奪います。

第二の課題は、社会保障費の急激な膨張です。

高齢者数の増大により、現在の年金・医療・介護のサービス水準を維持するだけでも、毎年1兆円以上以上もの社会保障費が増大しています。

更に今後、老年人口割合は2013年には4人に1人を上回り、2035年には3人に1人を上回り、2060年には2.5人に1人が老年人口となります。(同上)

その結果、2060年には若者1人が高齢者1人を支えることになりますが、どれだけ増税しても、高齢者の生活を支えるだけの社会保障費を捻出することは不可能です。

この二つの問題を解決するには、「生涯現役社会」を築き、高齢者の方々が生涯にわたって就労し、経済的収入を得つつ(国家経済にも貢献しつつ)、社会を「支える側」に回り、年金・医療・介護を必要とする時期をできる限り先に延ばす戦略が必要です。

しかし、日本の高齢者の就労意識は極めて高いにもかかわらず、現状では雇用機会は十分にはありません。高齢者の就労機会の拡大は低所得高齢者の救済にも大きな意味を持ちます。

そのためには企業のみならず、政府、地方自治法、地域が一体となって高齢者の雇用機会を創出していくことが不可欠です。

例えば、高齢者雇用の事例として世界的にも有名な徳島県の上勝町(かみかつちょう)は、徳島駅から車で1時間のところにある人口約2千人の小さな町で、高齢化率が49.5%に達する高齢化地域です。

上勝町は総面積の85%を山林が占め、耕地面積はわずか2%で棚田や段々畑が多く、機械化が困難で、高齢者にとって農作業は重労働です。

そこで、上勝町は野山の木の葉や草花が、高級料亭の盛りつけなどに使用される「ツマモノ」として多く利用されていることに着目し、全国の料亭に出荷する事業を始めるべく、第三セクターを立ち上げ、年商2億6000万円のビジネスに育て上げました。(日経デジタルコア「山間の町を元気にした葉っぱビジネス」)

この事業を支えているのは高齢者の方々です。「葉っぱ」という身近にたくさんあり、軽く、高齢者でも扱いやすい商材であることが成功の一因です。

また、高齢者の方々が扱いやすいようパソコンのソフトやハードを設定し、高齢者の方々が情報を入力したり、日々の売上順位を見たり、販売動向予測から出荷調整するなど、高齢者向けICT(情報通信技術)の活用が進んでいることも成功要因です。(高齢者の就労機会の増大にはICT技術の活用は欠かせません。)

上勝町には月に100万以上を稼いだり、ツマモノの儲けで新居(通称「葉っぱ御殿」)を建てるお年寄りもいて、80歳を過ぎても元気で若々しく働いています。

葉っぱビジネスにより、高齢者の自立や町の経済的活性化がもたらされたのみならず、上勝町は徳島県で最も平均年齢が高いにもかかわらず、一人当たりの老人医療費は62万6922円と県内最低で、県内1位との格差は31万円もあります。

※[HRPニュースファイル410]「長寿の秘訣は仕事にあり!」で指摘しました通り、高齢者が仕事を続けることは、健康の増進、病気・障害の抑制、長寿をもたらすことが様々な実証研究で明らかになっています。

上勝町の成功事例のように、国連は高齢者を単に「福祉の受益者」としてだけではなく、社会への「積極的な参加者」として見るよう各国に求めています。(10/1 国連人口基金『21世紀の高齢化:祝福すべき成果と直面する課題』)

既に欧米では、従来の社会保障(「消費型・保護型社会保障」「受け身型社会保障」)に対し、「Positive Welfare」(「参加型社会保障」)、「WelfareからWorkfare(自立支援型社会保障)へ」といった社会保障理念の再構築が起き、自立支援によって経済活動を行う人々を増大させる「経済成長に寄与しうる社会保障」への転換が始まっています。

幸福実現党は、高齢者の特性を活かし、ICT技術の活用や柔軟な就労体制(フレックス就労等)等も積極的に取り入れ、高齢者が無理なく楽しく働ける、新たな経済・社会保障モデルの構築を進めて参ります。(文責・黒川白雲)
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産経・・【主張】続く領海侵犯 威嚇に屈せぬ覚悟持とう

2012-10-27 | 日記

【主張】続く領海侵犯 威嚇に屈せぬ覚悟持とう

10月27日 03時11分 ・・・msn産経ニューうより引用

日本政府の尖閣諸島(沖縄県石垣市)国有化に反発する中国が海軍艦艇や監視船などの公船を連日動員し、威嚇を続けている。執拗(しつよう)で異様な圧力である。25日に中国の海洋監視船計4隻が尖閣沖の日本領海に…… [記事詳細]

 


 

「尖閣の国有化が中国を怒らせ、現在の事態を招いた」と声を大にする人たちがいるのには

困ったものです。

 

平和ボケはそう感嘆にはなおせませんから、この考え方が非なるものであるということを国民に

浸透するようもっと光を当てていかねばなりません。

石原さんがたぬきオヤジ?と言い放った経団連の米倉会長からしてそうだと思っています。

 

 この考え方は”心が貧乏”なのですね・・・このへんからもまだまだ貧乏を愛している人が

多いのがわかります。

豊かになろうとするならばこの考え方は捨てるべきです。

 

現経団連の米倉会長も深層心理では貧乏を愛しているのかも・・・

この方も早くおやめになられたほうがよろしいのではないでしょうか。。    かめぱぱ

 

 


2045年までに在日米軍「全廃」 に思う

2012-10-27 | 日記

2045年までに在日米軍「全廃」 維新の衆院選公約案 

10月26日 12時09分  ・・・msn産経ニュースより引用

新党「日本維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)の次期衆院選に向けた選挙公約案が26日、わかった。終戦から100年にあたる2045(平成57)年を目標に「外国軍の国内駐留を全廃し、国土と国民を自力で守る」…… [記事詳細]

 


 

国防は民主とそんな変わらないのでは・・・・?

軍事費を増やし続ける中国や、軍事攻勢を脅しに使う北朝鮮、そして韓国、中国化が懸念される台湾

と、我が国は大変な脅威の中に置かれています。

 

はたして自国の軍事力?だけで抑止力を持てるでしょうか?

核抑止力を持てば可能かもしれないが現実的にはよほどのことが臨まない限り、

国民を説得するのは難しいでしょう。

米軍駐留という抑止力をもたねばこの国はさきに米軍基地を撤退させたフィリピンの二の舞に

なりかねないと思います。

 

ただ単に米軍基地全廃でなく、日米安保の元で極東アジアの平和と安定を日本が肩代わりできる力を

備えることが重要で、自国のみの防衛力では米国の核心的利益からいっても米国は引けないのでは。

はたして維新はそこまでの自国の軍事力を言っているのでしょうか・・・

 

中国に対等できる軍事力を持つには経済力も上げなけねばなりません。

ゼロ原発をいってるようではそこまでの国力は育たないでしょう・・・むしろ衰退?が予見されます。

 

国民に聞こえの良い発言や公約は結局は国家運営にとって百害あって一利なし!

維新にはこの国を任せられません!     かめぱぱ

 


衆院鹿児島3区補選 28日投開票・・msn産経

2012-10-27 | 日記

衆院鹿児島3区補選 28日投開票

10月26日 23時23分  ・・・msn産経ニュースより引用

野田政権発足後、初の国政選挙となる衆院鹿児島3区補欠選挙は28日投票、即日開票される。民主党が推薦した国民新党新人と、公明党推薦の自民党元職による事実上の一騎打ちで、各党は衆院選の前哨戦とみて総力戦を…… [記事詳細]

 


幸福実現党も初の国会議員誕生に向けて総力で戦っていますね!

最後までがんばれ!!   かめぱぱ