ホパトコン湖はブラックバスやパイク、クラッピーなどの釣り場としても有名だ。しかし湖岸のほとんどが住宅などの私有地なので、本格的に釣りを楽しむにはボートが必要だ。そのため公共のボートランプやマリーナ、貸しボート屋が湖のあちこちにある。もちろん釣り好きの住民なら、庭先に自分の釣り船を係留しているし、朝マヅメや午後のひとときを自宅の桟橋で楽しむことも出来る。
地元の釣りガイドブックにも、観光客が釣りをするには湖岸の住民に知人でもいない限り、ボートを借りるしかないだろうと書いてある。だから僕は恵まれた観光客となる。さらに友人の家はバード・サンクチュアリからの流れ込みの脇という好環境。前回初夏に訪れたときも、好きなときにちょっとルアーを投げるだけでサンフィッシュが面白いように釣れた。それを題材にしたのが数年前に描いた油彩「6月」だ。
さて今回はどうだろう。流れ込みのあたりは夏の間に繁茂した藻でとても釣りにならない。桟橋の周囲も減水の影響でやたらと藻が目に付く。沖をゆくバスボートもこの辺りには近づこうとしないようだ。遠浅で沖目にも藻場があるからボートではそこまでなのだろう。しかしこのことが有利に働いた。なんと桟橋のまわりはブラックバスだらけだった。教科書通りに扇状にキャストして、すべての方向でバスが釣れたのは初めてだ。ネイティブを、その地元で釣る快感。
地元の釣りガイドブックにも、観光客が釣りをするには湖岸の住民に知人でもいない限り、ボートを借りるしかないだろうと書いてある。だから僕は恵まれた観光客となる。さらに友人の家はバード・サンクチュアリからの流れ込みの脇という好環境。前回初夏に訪れたときも、好きなときにちょっとルアーを投げるだけでサンフィッシュが面白いように釣れた。それを題材にしたのが数年前に描いた油彩「6月」だ。
さて今回はどうだろう。流れ込みのあたりは夏の間に繁茂した藻でとても釣りにならない。桟橋の周囲も減水の影響でやたらと藻が目に付く。沖をゆくバスボートもこの辺りには近づこうとしないようだ。遠浅で沖目にも藻場があるからボートではそこまでなのだろう。しかしこのことが有利に働いた。なんと桟橋のまわりはブラックバスだらけだった。教科書通りに扇状にキャストして、すべての方向でバスが釣れたのは初めてだ。ネイティブを、その地元で釣る快感。