エンジョイ・ライフ 『人生楽ありゃ、苦もあるさ!』

「なすべきことをなせ、何があろうとも・・・・・」(トルストイ)

☆保険の豆知識 (損害保険編)Vol.1  ☆ 交通事故によって発生する責任問題!

2008年01月23日 | Weblog
ブログのテーマだけ掲載して、早1年以上が過ぎてしまいました。<反省>
やっと、書き始める気になってまいりました。そこで無理をせず気ままに、ゆっくりと書いていきたい。
はじめに、責任問題から入って見ることにしました。次に、保険(自賠責保険、政府保障事業、任意保険等々)、そして今までに皆さんが疑問に思っている事等々、さらに過失割合(車対車、車対二輪車、車対人)や今まで私が携わってきた事例等を書き残して見ようと思ってます。

★交通事故(自動車事故)を起こしてしまいますと、起こした側(加害者)は、次の責任を負う事になります。

1.法律上の責任…これには、刑事上の責任と行政上の責任と民事上の責任の3つの責任が問われます。ですから、どれか1つの責任をきちっと果たせたとしても、他の責任を免れることは出来ません。

①刑事上の責任~事故によって、相手を死傷させた場合に背負ってしまう、刑罰で「懲役刑」「禁固刑」「罰金刑」「科料刑」の4種類があります。
②行政上の責任~刑罰ではなく、加害者の管轄している公安委員会が行う行政処分を言い、運転免許の点数によって、停止処分、取消処分を受けることになります。
③民事上の責任~被害者に対して行わなければならない、損害賠償責任で人身事故、物損事故ともに責任を負わなければなりません。保険の対象となるのが、この民事上の責任です。

2.道義上の責任…被害を受けた方に対して行わなければならない、お詫びやお見舞い等々の、社会人として常識の責任と捉えた方が良いでしょう!よく事故を起こされた方が、自動車保険に入っているのだから、すべて保険屋に任せているからと言って、何もされない方がいらっしゃいますが、道義上に反するばかりでなく後々の示談交渉にも大きく影響してきます。