ダッフィー船長航海記 / Captain Duffy

2010.5.2 はじめました。
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信用取引

2024-11-15 18:18:06 | 投資

信用取引

少ない証拠金によって、数倍の額の取引ができるものですが。。。

昔は、相応の金持ちが、証券会社と長い取引の上、支店長面接に通らないと、信用取引はできませんでしたが。。。
最近では、ネットでポチポチやれば、誰でも始めることができてしまいます。
一応、その間には、約款の確認やらが求められ、理解承知したという申告をするのですが、システム上は、読まなくても、テストされるわけでもないから理解できてなくても、始められてしまいます。

証拠金30万円で、最大90万円の投資を始められるので、運用の幅が広がります。
例えば、30万円で10%の3万円の利益が出る時
90万円なら3倍の9万円の利益になりますから、投資効率は格段に上がります。

ただ、相場というのは上がりも下がりもしますから
30万円で10%の3万円の損失が出る時
90万円なら3倍の9万円の損失となってしまいます。
現物取引で、30万円が-3万円なら27万円のこりますが
信用取引で、3倍の90万円で-9万円というのは、証拠金30万円が-9万円で、21万円に大きく凹んでしまうことを意味します。


そしてまた、現物取引なら、潰れたりしなければ、持ち続けてほっておけば、株価評価額はマイナスでも、実際気分が悪いだけですが
信用取引は、手数料がかさみ、また、期限が切られますから、いずれ清算させられてしまいます。

塩漬け、という、投資の悪手が言われますが、現物ならその資金が非効率になっているだけで、別で使う必要もなければ関係ありません。

ほら、みんな趣味でグッズとか買うけれど
買った本人は、何万円出してもご機嫌ですが
周りから見たら、何万円の価値なんかとても認められず、ガラクタゴミ扱い
でも、ご本人の中では、何万円の価値を超える幸せなもの

塩漬け株は、市場評価額としての株価が、世間の実態評価として突きつけられるから面白くありませんが、買った段階の評価を信じているなら、どーでもよくなります


信用取引では、お金を借りて株を買う書い建てと、株を借りて売る売り建てがあります
持っていない株でも売ることができるわけで、天井圏の株価のところは下がるだけ、と思えば、売りから入ることもできますが。。。

買いは家まで、売りは命まで と言われるように、信用取引での失敗は、致命的なことが多々あります。

株価には制限値幅があるので1日ではそんなに桁違いには動きませんが。。。
それが続けばかなりの差に。
そして、買った株は潰れたところで、買った金額がゼロになるだけですが。
売った株というのは、、株価の上限はないので、青天井
ほっとけばとてつもない何倍にもなったりしますから、損失額の上限がわかりません。
制限値幅があっても、なんかの特別なことで、ストップ高が数日続いてしまえば、簡単に倍になってしまいます。
株価が倍、ということは、証拠金に対して、6倍ですから、損失額は、証拠金の4倍
追証が求められ、担保できなければ強制決済と、借金が残ります。


皆さん短期に大きく儲けたいんでしょうけど
それが誰でも簡単に進めば皆さんたちまち長者です
そんなにうまくはゆきません

 

 

投資判断は慎重に。


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