ダッフィー船長航海記 / Captain Duffy

2010.5.2 はじめました。
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海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が貨物船と衝突

2021-02-08 22:26:12 | お船
海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が、高知県の足摺岬沖の海上で浮上訓練中に、香港船籍の貨物船「オーシャン アルテミス」と衝突してしまいました。
形としては、ハワイ沖で、宇和島水産高校の練習船えひめ丸が、アメリカ海軍の潜水艦に衝突され沈没した事件と似ています。
ただ、今回は、貨物船は載貨重量90000トンと大きく、潜水艦は3000トンもありませんから、貨物船は無傷の模様。
ハワイ沖の事件は、アメリカ海軍の潜水艦が、デモストレーションとして、急速浮上を不用意に実施したため発生したものですが、今回は、浮上訓練中に、潜望鏡深度に浮上した段階での事故のようです。
通常、潜水艦は、浮上前に、周辺の状況を、ソーナーで確認して慎重に浮上します。
それがなぜ?
ソーナーには2種類あって、アクティブソーナーと、パッシブソーナー。
アクティブソーナーは、レーダー同様、精度の高い周辺状況が確認できます。
ソーナーの故障?
アクティブソーナーは、潜水艦のトップクラスの兵器です。
その性能は、秘匿しなければなりません。
使用すると、その周波数や伝搬性能等が知られてしまうのです。
=出る限り使わないということに。
なので、パッシブソーナーで、聴くことになりますが。。。
貨物船は、、ディーゼル機関で、客船や艦艇に比べれば、静粛性に神経を使わないので、喧しいほどわかるはずなんですよね。。。
ただ、潜望鏡を上げようと浮上した時にゴツンとなるのは、貨物船の真下に居たわけで。。。
音波の水中伝搬は複雑なので、海流、船体運動、間隔、その他の事情で、感知できない隙間にはまったことは否めません。
防衛秘密に関することなので、どこまで公表されるのかは微妙ですが。。。
今後の検証が待たれます。、


SS506「ずいりゅう」です。


セイルです。
伸びているのは潜望鏡です。







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