高齢者の生活

Plalaから移行。
これからの生活を書こう。

わぁ、びっくり。

2016-03-01 18:41:13 | 日記
朝のんびりしてたら、よく行ききしている8歳ほど若い友人から電話あり。
「今日は、実家の家を、少し手入れしてくれるように頼んであるので、
朝から、実家に来ている。」と言う。
「わたしも、どこに行こうか、卓球へ行くか、ヨガに行くか、迷っていたから、遊びに行くわ」
と返事し、身支度をして、お昼を少し持って、出かけた。
彼女の玄関に行くと、屋根に上っていて、仕事をしている男性が見えた。
「お世話になります」と言ったら、こちらを振り向いた。
「あ、〇〇さん」とわたしに言う。
誰かなと思って、声を聞くと、思い出した。
「あっ、○○さんね」

わぁと若い時のことを思い出した。
職場で一緒に働いた、相手だった。
彼は工場で、私は事務所で働いていた。
スマートでハンサムな人だったが、
接点がなかった。
そして、まだまだ結婚など考えていなかった時だ。
夕方隣町で、二人で食事し、それから、ひたすらしゃべりながら町中を歩き、
家まで送ってもらって、サヨナラした。

まだまだ男性と付き合っていくなどと言う気は無い、若い時だった。
多分私が、そのように言ったので、それだけで終わった。

50年も前のそんな懐かしい思い出が、よみがえった。
わたしの人生にも、たった一日、男性とデートした、などと言う時があったのだと、
嬉しい思いになった。

「そんなこともあったね」と屋根にいるその人に声を掛けたら、
うなずいた。
お互いのいい思い出だ。

後は彼女と話し、楽器で演奏したり、犬の散歩に行ったりしている間に、〇〇さんは、仕事を済ませてくれた。
彼女は、家の修理の一日分の支払いをした。

〇〇さんの専門は、水道工事で、自営しているのだが、彼女の家の修理を安くなんでもしてくれている人だそうだ。
何度も、修理をしてもらった、親切な人の話は聞いていたが、
偶然に、その人に、今日出会った。

3月1日、切の良い日、婆さん、ふんわりした一日を過ごした。