森の内燃機屋

今まで有りそうでなかった物や、有るけどイマイチな物を、設計し販売します

今度こそ愛が欲しい

2018-08-30 12:33:40 | K6A





今度こそ愛が欲しい





今度こそ、Iが欲しい











強度と軽さのバランスを



最大限に引き出した



K6A強化コンロッドが出来ました!!😂



純正のコンロッドは、現行のR06Aに比べ



強度がしっかりあり




改造しても




普通の人が
十分満足出来るレベルではあるのですが



パワーアップを極めていくと



壊れてしまう危険性、可能性が高くなるのは

当然ですが




『大丈夫だと思うけど
もしかしたら、コンロッド壊れちゃうかもね!笑』

なんて、言われたくないと思いませんか?



もしくは自分で組んだりする方は

『折れるかもなー』

って思いながら組んだり

パワーアップしていくのは気が引けるし


みたいな感情は
理解していただけると思います( ´,_ゝ`)



かといって、


3キロブーストかけても
絞り出せないようなパワーが出ても大丈夫!!

って言うぐらいガッチガチに強化して

重くなっても嫌だし




だったら、初めから安心出来る程よい強度と軽さを両立させ


強度は純正のコンロッドより+αα(笑)ぐらい


軽さはH断面に負けない位軽量に!


という目標をついに達成しました♪( ;∀;)




このプロジェクトは長かった( ´,_ゝ`)





そこまでこだわって、重量と強度のバランスに

固執してたかと言いますと



強化コンロッドって、




『200馬力オーバーとか
180馬力にする人が組むんでしょ?


そんなにパワーを上げません』



という方も一定層
いらっしゃるんですよね

そんな方でも、例えば




『軽いコンロッドが欲しいなぁー』

とか

『コンロッドメタルの当たりを、パワーが出ている状態でも良くし、耐久性を上げたいなぁー』

とか

『コンロッド小端部のかじりをなんとかしたいなー』



とか私は思うのですが

皆さんはそう思いません??



『単純に格好いいから!』


という要望を全て受け止めて反映した


コンロッドです


50%私の要望ですが、、笑



その中でも
小端部の、かじり、焼き付きは




ノーマルでも管理の良くないエンジンは、かじりがち



オイル管理しっかりしてても



パワーをあげると、高い確率で
かじってしまうものです




この改善のために


小端部は、リン青銅のブッシュ(軸受)を採用し


オイルを溜める、

又は、ピストンピン全周に



均等な潤滑を行い


フリクション軽減に貢献する


溝を設けました






かじり対策であり、フリクション軽減の対策として


導入しました!!◎








軽くなってるし強度は上がってるし

大端部の強度も上がって、たわみにくいのでコンロッドメタルにも優しいし、クランクも痛めにくいし

耐久性が上がって


長期間使うことが出来れば、

唯一マイナス要素が、このコンロッドを買うお金だけですが、耐久性が上がるなら、壊れるより安上がりだし



軽量でパフォーマンスも良くなるし




もう少し話すと


なぜ、最近の低燃費エンジンは



コンロッドが細いかという点を

理解している人なら分かりますが



『ふっふっふ👿弱くして、改造しにくくしてやろう!』


なんて人は居ないわけですよ





フリクションロスを減らして
燃費良くして、環境の問題や、財布に優しい車を造るために


軽くしたいから

仕方がなく細くしなきゃいけない



つまり、軽くなれば


ロスを軽減できるので





エンジンの性能が良くなるんです




軽量で強度も有るのだったら




馬力は上がりやすくなるし

踏むのを今までと同じにすれば


僅に燃費も良くなるし



良いことしかないんですよ







むしろ、これでもか!って言うぐらい




メリットがあれば



もし、仮に自分が買って
組んだ時を考えてください💡





組んじゃうと見えないけど

軽くなって

フィーリングも、なんだか良いし


いい感覚が長期間続いてるし


大端部も、たわみにくいらしいし


メタルとクランク優しくて



しっかり真円を保てて抵抗が
減ってるんだろうな~🤔




買って良かったな~!( ̄ー ̄)って


イメージ出来ませんか?



カムシャフトの影響力は大きいので





ハイカム!!って言われると




喜んで飛び付くのですが





コンロッドって言われても




壊れなきゃいいっていうイメージの人が多いし



コンロッドの大切さを理解してない人も居るので





なぜ、最近のエンジンはコンロッドが細いのか



コンロッドだけではありませんが

この部品によって
どんな影響や効果が有るのか



考えてください🎵





べつに軽くなる効果が無ければ



今のエンジンもK6AやF6Aみたいに



強度を残してても良いんですよ!





古いエンジン比べて、

純正のパワーより無駄な強度を

減らしわざわざ壊れやすくしてまで

軽くするメリットが有るから



軽くする訳ですので






メリットが無い方がむしろ可笑しいぐらいです






では!





フォレストエンジニアリング



試作品

2018-03-04 23:05:08 | K6A






強化排気バルブで


修理したヘッドは


ふっふっふ





自画自賛😎😎





クリアランス管理がしっかり出来る


というのが


やっぱり良いですね♪


純正バルブから替えただけじゃないか




と思うかもしれませんが


オーバーサイズステムのお陰で完璧な


仕上がりに出来ます♪



過走行によるガイドの摩耗




普通の素人さんであったり


プロでもあまり気にしてない




人が多いので



重大性と効果に気がつかない人が居ますが






私は知ってます





その効果🙃🙃





知らなければ
大分損してると思います




これは、体感した人だけが分かる 笑っ






どれだけ滑らかに動き




耐久性を上げ




どの程度、どんな事に効果があるか!




普通のオーバーホールでは


バルブガイド打ち替える人は少ないです






重要性に気付いてない人


費用の高さを知ってる人



いろいろな可能性が考えられますが





色んなハードルを全て越えられる



バルブが、



フォレストの強化排気バルブなんです♪




ビッグバルブはシートカットのコスト面で



採用される人は変わり者の

一部のお客さんですが





フォレストオリジナルバルブは


ハードルゼロ



障害物リレーの障害物無いバージョン

笑っ




みんなが真面目にハードル飛んでる横を




ただ走るだけ🤣🤣🤣




ちなみに、純正排気バルブ新品と


あまり変わりません♪





値段






特殊合金も溶着してるのに






少し高いぐらい





😛😛😛






この間話した、買わなければ
買わなかった人が無条件で損する



一例 🤔笑っ




なので、私を信用出来ない人は

買わなくて良いんです♪





面白いですよね




さっき、特殊合金溶着していると言いましたが




耐熱鋼でも当然温度が上がれば


強度は下がるんです






当然ですよね





それを補ってくれるのが




シート面に溶着している



合金





ビッグバルブの時も話してるので




いつも読んでいただいてる方には






またこいつ同じこと言ってるよ


なんて




思ってると思いますが!!


付き合ってください





って言いたいところですが






めんどくさいので





やめます♪🙄🙄







そんな事より





試作品の公開







こいつ🙃




特注です




バルブの話は前説ではなく





バルブガイドを


ホーニングするツールです



調度良い物がなかったので特注



ガイドホーニングするなんて



恐らく



ガイド打ち替えて

リーマ合わせして仕上げに


っていう時ぐらいしかしないと思いますが



ね!


せっかくなら新品当時と同じようにしたい


そして!


ホーニングして耐久性を上げませんか??


という提案です💯




これ、うちのバルブにするから



問答無用でお勧めできるし

良いことしかない




これ、考え無くても


良いことが分かるんですよね





ただ、今まで勧められてこなかったし

知られてもなかったし




表にすら出てきてなかっただけで



当たり前の事なんです🙆



何も


シリンダーのホーニングだけが



全てでは無くて



バルブだって





ステムとガイドが

油膜保持しなければ
接触して摩耗する部分




なかなか焼き付いたりしないんで




無視されるだけですが





耐久性に関わる問題


番手までは企業秘密なので
言えませんが



軽くホーニングかけてやれば


油膜の保持性が良くなり



金属接触を起こしにくい状況を作り



バルブステムやガイドの摩耗を抑え



バルブステムが
摩耗しにくい=オイル下りの発生原因を抑制する




働きがあるので



耐久性を向上できる




これですね!





最後まで説明しましたが




以外と色んな事見落としてる人


めっちゃ多い!!






こういうプレゼン多めです





#K6A 排気バルブ割れ



で初めて私のブログを読んだ方




これからもアクセス数増やしてください♪
笑っ




フォレストエンジニアリング






















取ってきちゃいました( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄)

2017-12-13 23:44:06 | K6A




昨日は


雪が良い調子で降っていたのですが




思い立ったので 挨拶がてら




正月休みの前借りをして






いろんな、部材を提供していただいている


取引先にご挨拶に伺っていました♪😀





工場見学




🙌🙌🙌🙌🙌









社長さんと担当者さんと会って


エンジンについて

熱弁させていただきました🤣



帰り道




お客さんのお宅が近かったので




突撃させていただいて



楽しい一時を過ごして




帰路に🚗💨





途中も高速で雪がバンバン降るので




急いで帰りました♪😀





新作の発表で期待されてる方も


少なからず、いらっしゃると思うので





明日の発送が待ちきれず



ついでに頂いてきました


フォレストエンジニアリング製
オリジナルパーツ第2段




K6A 鍛造ビックバルブ です!!🤣

















なーんだビックバルブか、、




と思われた方も、いらっしゃるでしょう



そんな方も


最後まで読んでいただければと思います





では、特長を何点か紹介しましょう。



まず!

フォレストエンジニアリングが

エンジンを製作する時に、一番大切にするのは耐久性




それはライナー打ち換えを

見ていただいても



理解していただけると 思いますが



よくビックバルブ効果という



バルブとシートの当り面を外方に

もっていく方法が有りますが





耐久性を落とす原因になり



その方法では、次の15万キロは達成できないものになります




そこで副作用のない、本物のビックバルブを作りました😀



シート打ち換えの必要がない



傘径1mmオーバーサイズ



これにより、大外当りにしなくても



同じ効果をもたらしたまま、




純正と同じ耐久性を与える事が可能!





しかしビックバルブとなると重量も増えてしまうので






減量するために








吸気バルブ表面は凹ませる








排気バルブはバイクなどに使われる
デザインに変えて減量






これまでは、
どのこのメーカーも作ってしまいそうな内容です




フォレストエンジニアリングの

アイディアはここからです👿👿👿




まずは、バルブシート面から

コッター溝までの長さを変更することにより



バルブ追従性を上げ⤴️



コッター溝から、バルブ軸端までの距離を変更することにより



シートカットの加工や個体差によりますが


薄いシムを使えるようにし




シムの家出防止や、重量が軽くなるので



バルブスプリングを、

抵抗増し増しバルブスプリングに変更しなくても良いし


確実な仕事をさせることが可能






まだそれだけでは、ありません🙅





私は欲張りな正確なので





一網打尽にします。






リビルトエンジンや、オーバーホールエンジンの





盲点






皆さんはお気付きでしょうか?







ライナー打ち換えの時も、そうですが




スポットライトが中々コスト面で当てられない


箇所があるんです!






それが、バルブガイド



ちなみに、中には15万キロ走ったバルブステムが


0.05mm新品時より偏磨耗しています







これでバルブガイドが

減ってないはずがないですよね




ガイドの寸法をゲージで計ると


0.01~0.02の寸法で磨耗しています




じゃあ、バルブガイド打ち換えるかとなると




大きな費用がかかってきます




バルブガイド代
バルブガイド打ち換え工賃
バルブガイド穴修正加工
リーマ合せ等



以外と高いです。





しかし、やるとやらないでは大きく違います🤔🤔




金があるやつだけが、やれば良いい


なんて、面白くない話も無いので


そんなことが不要なバルブ設計にしました



というより お得意の
メーカーに無理言いました♪




純正バルブより




ステム径を0.015mmオーバーサイズ






これにより減ったガイドの


クリアランスを新品時に戻すことが出来ます



そして、そのままでも使えますが


軸に合わせて



リーマ合せをすれば



ガイドは、真円を取り戻し




バルブが暴れて正確な、カムの動きが伝えられないという



問題は皆無



メカニカルノイズは減るし



バルブガイドの偏磨耗した状態に

新品バルブを入れても、また偏磨耗したガイドに合わせて磨耗していくのは必定

修正する事で

耐久性は上がるし フリクションは減るし



良いことずくめ🙌🙌🙌






さらにさらに欲張りました





K6Aの排気バルブは

すでに対策品になっています




が、割れるんですよね


割れる理由は様々ですが





この対策品によってSUH35に変更し




終わりでしょうが




アマイアマイ🙅






対策品の対策品




作りました😀





SUH35+ステライト溶着😛😛



少し話をずらして説明しますと


大型商船のエンジンには、
燃料費削減や、熱量が高くパワーアップ出来るC重油という燃料が使われます


しかし、良いことばかりではなく

硫酸腐蝕を起こします


そんな過酷な船舶用ディーゼルエンジンの

バルブには、ごく一般的に使用されてる


温度が上昇しても、硬度が低下しにくく


耐酸性、耐磨耗性の高い特性の合金である


ステライトを溶着することにより



バルブの割れを防止






これで問題点
すべてを解決しました👿👿










仕事頑張りましょう!!






フォレストエンジニアリング