2013年9月22日のブログ記事一覧-カトカト日記 株式会社加登 門真店篇 ~門真・四條畷・寝屋川・守口・大東エリアでお墓のことならおまかせください~

墓地での出会い

皆さん、こんにちは。
夏バテ知らずで食べて飲んでを繰り返した結果、結構体重が増えてしまった高橋です。
これからもっともっと食べ物がおいしくなる季節だというのに…どうしよう。
さてさて今回は、先日のふてぶてしくも可愛いゴンちゃんに続いてうちのクロの登場です。

・『オナカヘッタ、ナンカチョーダイ』
クロとの出会いは、寝屋川市公園墓地の中での事でした。
その日、少し遅めの時間に納骨式を終えて片付けをしている時にお客様から声を掛けられたんです。
「この子、どうしましょう?」 
うわあ…ちっちゃい! 月齢一か月くらいでしょうか、まっすぐ歩くのもままならない程によたよたとした足取りで
ひたすら悲しそうな声でにーにーとないている仔猫を、お客様がみつけたそうで。
陽が落ちるのも早くなりつつあった秋口の夕方ぱらぱらと雨も降り出し、周りにお参りの方ももう見当たりません。
「とりあえず親猫を探しておきますんで後は任せてください!」と大見得を切ってみたものの、周りにそれらしき猫はおらず。
いや、もしかしたらはぐれた飼い主が探しに来るかもしれない、と淡い期待を抱きつつその場で15分ほどどうしたものかと思案していました。
いや、でも本音をいいますとね、最初の3分で気持ちは決まってたんですよ。
こんな小さな子をこんな寒空の雨の中、ほっといて帰るなんてできないですし、なにより可愛くて。
僕の手にひしっとしがみついて、ずっとなきながら指をぺろぺろと舐めているんです。

お腹がすいてるんでしょうね。時々不安そうに上目遣いでこちらを見上げて「タベルモノ、モッテナイ?」って訴えてきます。
でも何をあげればいんだろう。
とりあえず牛乳…なのかな? よしよし、まずはお腹を満たそうか。
そして一緒に車に乗って。
約一年前の2012年9月30日、これが僕たちの出会いの日でした。

・『吾輩は猫である。当然、名前はまだない』
そんなこんなで助手席に仔猫を乗せて、極力ゆっくり安全運転しながらコンビニで牛乳と紙皿を買って
車の中であげてみたものの…飲む気配がない。
冷たいからかな?
指に少量付けて口元に持っていっても、顔を背ける。
うーん、どうしたものか。
ひとまず牛乳はあきらめて、事務所へ帰る事にしました。
(※後から知りましたが、仔猫に牛乳はあまり良くないそうです。仔猫専用のミルクをあげるようにしましょう)
事務所に戻ると、あっという間にみんなのアイドル。

「この猫、なんて種類なん?」
「目がくりくりやなあ」
「名前はどうしようか」
「性別はどっちなんよ?」
「まずはすぐに病院で検査したげんと」
みんな、自分の事のようにケンケンガクガク。
いきなりの環境変化に戸惑いつつも、当の猫ちゃんは徐々にリラックスし始め、僕の膝の上で表情が柔らかくなっていきました。
うちの店長と事務の女性の方が猫を飼っている事もあり、色々なアドバイスをもらって
最終的には「この子の名前はみんなで決めよう!」という流れに。(まあ、「クロ」になるのはもうバレてるんですけどね…)
仕事帰りにコーナンでたっぷりと猫グッズの買い物を済ませて、さあこれから「子育て」の始まりです!

ところが…これが想像以上に大変だったとはこの時はまだ知る由もなかったのでした。

さてさて、ここまでお付き合い頂いて有難うございました。
幼い頃は犬派だったのに、いまやすっかり猫党になってしまった高橋がお送りしました。


株式会社加登 飯盛店のホームページはこちらです。