輪廻転生

初めて出会った人なのに、初めて訪れた場所なのに
何故かとても懐かしいことがあったりしませんか？
『それは輪廻転生。前世でその場所へ行って、その人に
会っていたんだよ』と言われたことがありました。
輪廻転生というのは死んであの世に還った魂が、
この世に何度も生まれ変わってくること。
もともとインドのバラモン教の思想のようですが、仏教も
同じように魂の永遠を説いていますね。

いろいろな説がありますが、実はこの世は修行の場。
たくさんの苦労や悲しみがあるのは当たり前。
だって修行の場なんですから。
一生懸命生きて＝修行して、やがてお約束の時間が来ると
あの世へと帰っていく、という考え方もあるようです。
確かにこの世を生きるのは大変なことですよね。

あくせく働いていると
『働かなくても食べていける人がいるんだよな～
何だか不公平』
と理不尽さを感じたりします。
ずっと独りでいると
『私はこのまま独り、何処へ行くのだろう・・・』
と虚しくなったり。
でも、健康だから働けるし、仕事があることに
感謝しなければ。
独りでいる事には何か理由があるのかも。
生活のリズムは全部自分でコントロール出来るし
酔っ払って朝帰りしても文句言われないし・・・（やっぱ、そっちかい）
何てポジティブに考えることもあったり。

生きるということには何かしらの意味があって
そして魂は永遠だと思うのです。
だって、こんなに複雑で得体の知れない世界を
生きているんですから。
魂が一度きり地上に生まれて消滅したのでは
まっとうできない事がたくさんあります。
だから死は消滅ではなくてインターバル。
ちょっとお休みして、また地上に降りてくる。
今生でたくさんの人と出会って、お別れして。
死別した人もいますが、また出会えると確信しているので
悲しくはないのです。

今日も修行、頑張ります