東京百鬼―陰陽師・石田千尋の事件簿
面白そう、と思ったので読んでみました。
内容は.....
(「BOOK」データベースより)
「霊たちが憩う闇が、都会から失われているんや」現代の陰陽師である
石田千尋が、森を削りビルを建築中の現場を哀しげに見やった。
その森は図らずも数百年間、江戸を守り続けてきた結界でもあった。
それゆえ、幽界と現世の境界が破られ、ここ東京・六本木に
“瘴気”が充満しているのか?
見えざる者を見、聞こえざる声を聞き、霊たちの無念を祓う
魑魅魍魎小説。
著者はフリーライターの浦山 明俊氏。
國學院大學を卒業されているそうです。
細かい描写や独特の表現力で、吸い込まれるように
読んでしまいました。
魑魅魍魎小説、というと隅から隅まで怖~いイメージが
ありますが、この本は所々にユーモラスなところがあったりして
ホッと息をつくことが出来ましたよ
“瘴気”に悩まされる石田千尋氏がクラシック音楽を聴きながら
葉巻を吸い、いつしか眠ってしまったとき。
「寝葉巻したでしょ!」とマネージャーに叱られるところなど
その様子が眼に浮かぶようでした。
一篇読む間に一本の映画を観たような気分になります。
(なので、気力が充分なときに読んだほうがいいかも)
ちなみに魑魅魍魎が集まる六本木某所は私の苦手スポットです。
何だか眩暈がするような、気分がざわつくような
あの界隈で用事があるときは、用だけ済ませて
寄り道せずに逃げ帰ります。
実はあの場所にはその昔、沼があって。
「主が棲んでいる」という言い伝えがあったのですが....
とっくの昔に埋められてしまったようです。
祠を壊したり、沼や池を滅多やたらに埋めるのは
良くないといいますよね。
言い伝えには、それなりの理由があるんですから。
東京百鬼、続編が出ないかなぁ~
面白そう、と思ったので読んでみました。
内容は.....
(「BOOK」データベースより)
「霊たちが憩う闇が、都会から失われているんや」現代の陰陽師である
石田千尋が、森を削りビルを建築中の現場を哀しげに見やった。
その森は図らずも数百年間、江戸を守り続けてきた結界でもあった。
それゆえ、幽界と現世の境界が破られ、ここ東京・六本木に
“瘴気”が充満しているのか?
見えざる者を見、聞こえざる声を聞き、霊たちの無念を祓う
魑魅魍魎小説。
著者はフリーライターの浦山 明俊氏。
國學院大學を卒業されているそうです。
細かい描写や独特の表現力で、吸い込まれるように
読んでしまいました。
魑魅魍魎小説、というと隅から隅まで怖~いイメージが
ありますが、この本は所々にユーモラスなところがあったりして
ホッと息をつくことが出来ましたよ
“瘴気”に悩まされる石田千尋氏がクラシック音楽を聴きながら
葉巻を吸い、いつしか眠ってしまったとき。
「寝葉巻したでしょ!」とマネージャーに叱られるところなど
その様子が眼に浮かぶようでした。
一篇読む間に一本の映画を観たような気分になります。
(なので、気力が充分なときに読んだほうがいいかも)
ちなみに魑魅魍魎が集まる六本木某所は私の苦手スポットです。
何だか眩暈がするような、気分がざわつくような
あの界隈で用事があるときは、用だけ済ませて
寄り道せずに逃げ帰ります。
実はあの場所にはその昔、沼があって。
「主が棲んでいる」という言い伝えがあったのですが....
とっくの昔に埋められてしまったようです。
祠を壊したり、沼や池を滅多やたらに埋めるのは
良くないといいますよね。
言い伝えには、それなりの理由があるんですから。
東京百鬼、続編が出ないかなぁ~
眠っていると息苦しさを感じて目を覚ますと。
部屋の壁という壁から.....
なぁんてこと、あるかもしれませんよ。
絵が飾られていたら、その裏をチェックしてみましょう。
護符が貼られていたら、そのお部屋はビンゴです。