嫉妬の炎がメラメラ

昨夜も観ました！「汚れた舌」

耕平（加藤浩次）に誘われて、ふたりきりで食事をすることになった千夏（飯島直子）。
もう耕平は舞い上がらんばかりに大喜び！なのにそこへ耕平の妻、杏梨（牧瀬里穂）と
義理の母、弘子（森口瑤子）が。
これは弘子が仕組んだもので、顔を引きつらせる杏梨の顔を見て作戦大成功と
ばかりに弘子は密かに笑みを浮かべる。

夫が見知らぬ女と２人きりで食事をするって、そんなにショックかなぁ？
別に結婚していなくても、相手が別の異性と２人きりで会うのが
許せないって話を聞くけれど、それが正論だとしたら日本は不気味な国になると
思わない？　恋人や配偶者がいる人は、他の異性と２人きりで会っちゃダメ？
男女の友情は成立しないって言うけど、私にはご飯友達が何人かいる。
もちろん彼らに恋人や妻はいるけれど、別に隠し立てしないし
彼女たちも私のことを知っている。
この間なんて浮気のアリバイの片棒担がされそうになったので
お断りしたけれど。
・・・・・ってことは私は人畜無害メシ友女ってこと？

変わり者と言われるけれど、私は恋人や夫に女友達がいても構わないと
思ってる。女性＝浮気なんてあまりにも即物的で、相手を性欲オンリーの
動物みたいに解釈してしまうのって失礼だと思うから。
万が一彼が別の女のところへ行ってしまったら？
それはそれで仕方ないお話。私より魅力的な人が現れたんだもの
見送るっきゃないでしょう。
それに、女性が寄り付かないような男性を恋人や夫にするなんて
まっぴらゴメン。

ところで。恋愛には嫉妬がつきもの。
嫉妬という響きが怖いならヤキモチ。
ヤキモチって、嫉妬することを「妬く（やく）」と言うことから、シャレで「餅」が
付け加えられたものだそう。
「妬く」＋「気持ち」から「妬く気持ち」となり、「やきもち」になった
ともいわれているけれど。
「愛しているからヤキモチ焼くのよね」というけれど、それって本当かなぁ。
どこか「自分のもの」という意識というか独占欲があって、それをヤキモチとか
嫉妬という言葉でひとまとめにしてしまうことってない？
「亭主元気で留守がいい」なんていいながらチラリと女の影が見えると
とたんにパニクッて大騒ぎする妻（その逆もあり）ってよくいるし。
でもある番組で精神科の先生が「家庭内の平和が乱され、自分の立場が
危うくなることに対する恐怖心もあるのではないか」って言っていた。
まあ、確かに別の女性が夫婦の間に割り込んできたら・・・
心中おだやかじゃないわよね。

なぜか恋人や配偶者がいる人ばかりを好きになる人がいた。
どうも略奪の快感が忘れられないみたい。
だけどモノになったら半年で返却するそうな。
猫が小動物捕まえて弄ぶ感覚に似てるかも。
でもそういう女性がもてるんだよね～～～

人畜無害メシ友女の私には縁のないお話だわ