資産家殺人事件

板橋の資産家夫婦が殺害されて一週間。
警察は犯人の目星がついているのでしょぅか？
森のような敷地に暮らす夫婦。
ものすごい資産を所有していたようですが、現金を
家に保管していたといいますからビックリしました。
札束を風呂に入れておいたものに奥さんがつまづいて
ケガをしたとか、月の飲み代が300万円だとか。
でも、服装や持ち物は華美ではなかったらしいです。

長いお付き合いをしている人でも絶対に家へは上げず、
不動産取引は全部現金。
「お金があるなりに悩みがある」と言っていたのだとか。
確かにお金持ちの人は、それなりの苦労かあるみたいです。
某氏は寄付を求められるのは日常茶飯事、毎日のように
見知らぬ人がやってくることもあるらしく。
寄付を断ると守銭奴呼ばわり。
一箇所に寄付したら「あそこには寄付したのにうちは何でダメなの？」
ということになりかねないので、断るしかないですよね。

とても用心深いとうですが、居酒屋なんかで飲んでいるときは
「お金を数えていたらくたびれちゃって、そのまま寝てしまった」
「月の飲み代は300万」
なんて話していたといいます。
なぜ殺されてしまったのか犯人がつかまらないとわかりにくいですが、
もし怨恨だとしたら悲しいですね。
でも、居酒屋で本当にそんな話をしていたとしたら
危険です。
資産化の人にとって300万円ははした金かもしれませんが
困っている人からしてみれば1万円だって大金です。
耳にした人によっては面白くないと感じるかもしれません。

誰かが言っていたのですが、お金に困っている人の前で
贅沢自慢をするのは、とても喉が渇いている人の前で
水を捨てているのと同じなのだとか。

あるコメンテイターさんは周囲とのコミュニケーションのつもりで
気軽に言ってしまったのではないか、ということでしたが
話題は他にもあると思います。
もし彼らが自分たちがお金持ちであることを口外しなかったら。
今度の事件は起こったでしょうか？

庶民の私にはお金持ちの人の苦労はわかりませんが、
自分の懐具合や自慢なんかを、無防備に喋るのは危険だということを
改めて考えさせられたような気がします。

一番悪いのは夫婦を殺害した犯人ですが、今頃何を思っているのでしょう...