天空のフラスコ

<覚え書き.dot>

幸福感を最優先しよう

2022年01月09日 | 日記

以前、茶道を習っていたことがあって、それはもうずいぶん前のこと。

まずは高校時代、生物部と茶道部を掛け持ちしていたのと、

23歳からの2~3年、近所のお師匠さんの家へ、週一回だったか通っていた。

 

高校時代は、お菓子につられて入部したのだけれど、

20代半ばは、母に無理やり習わされていた、といっても過言ではない。

西洋に心惹かれていた自分は、日本の伝統的なものなど、実際は関心がなかった。

 

今でも、そんなに関心があるわけではないけれど、

年明けから、美味しい和菓子を買ってきて、「裏千家ごっこ」を楽しんでいる。

 

以前、京都で買った、黒い抹茶茶碗に、あの美しいグリーン色を投入。

多少の緊張感と共に、一気にお湯を注ぎ、茶筅で素早く混ぜる。

まずは、夫に差出し、味わってもらいつつ、自分のを点てる。

「あぁ、昔ほど、泡がなかなか細かくならない~」とか思いながら。笑

 

実家の母にそのことを話すと、

「日々の平凡さも、工夫次第だね」と言われる。

 

今年になって、エイブラハムの教えを学びつつあるのだけれど、

それも手伝ってか、日常を楽しくすることを意識するようになった気がする。

 

年齢とともに、いろんなことに慣れて、わかった風になってしまう。

特に、日常のことは無意識でも行えるし、退屈になりがちだ。

大した感動もなく、オートマチックにコトが運ばれていく。

その結果、なんだかヴィヴィットに生きてる感じがしない。

 

「どこであれ、あなたが今いる場所で満たされることが私たちの強い願いです」

とエイブラハムも言ってる。

どんな状況の中にいても、今この瞬間をいい気分で過ごすパワーを語っている。

それがどうやら、基本のようだ。

 

そして、人生の三大原則は

「自由・成長・喜び」だとも言う。

 

日常の中でどんなことが喜びの引き金になるか、

もう一度、改めて自覚してみることは必要なことだな、と感じる。

 

とにかく、幸福感を毎日の習慣にしたいなと願う。

ほんのわずかでいい。些細なことでいい。

心地よいと思うことをしたり、変化をつけたり、新しいことを試したり。

 

昼寝、ボーっとする、チョコレートを食べる、など

創意のいらない単純な楽しみさえ過少評価せず、罪悪感なしに、うんと楽しもう。

 

 


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