今日が何の日か。
正直朝起きてすぐの私は何も思いませんでした。
今日が何の日?
いつもと変わらずPCを付けて仕事でもするかと思っていた。
ふとスマホを開いてTwitterとかも見たけど何も変わりなく。
周りも何かを言うわけでもないただの日常。
過去何が起きたかなんて、今を生きる人には関係ないのだと。
今日が何の日か気づいて改めて感じました。
今日は"終戦記念日"
日本が無条件に終戦宣言を行った日。
他の国では別の日とされていますが、日本では5月15日は終戦の日です。
私はこれを中国版Twitter「微博(weibo)」でしりました。
ハッシュタグ# 日本投降76周年 となっていました。
様々なコメントが飛び交っていました。
ただ一貫して投稿している内容は「歴史を忘れてはいけない」「歴史を忘れることは国民としての恥」
という言葉が多く目立ちました。
歴史を忘れてはいけない。
その言葉に私は少し違和感を感じてしまいました。
昔から私は"過去を振り返っても意味がない、過去は過去なのだから"という考えを持っていました。
歴史を学んだところで、どうしろというんだ?と学生の頃からずっと疑問に思っていましたし
多分”歴史を忘れてはいけない”は直接的な意味ではなく、
「過去に起きた過ち、争いを二度と起こさないために忘れてはいけない」という意味なのでしょう。
歴史は変わらないし、変えられません。
そしてずっと変わらないものは人の心であり"憎しみ"でしょう。
戦争によって各国何万…何百万…もっと多くの方が亡くなり
その家族、愛する人、友人が涙を流し相手国を憎んだことでしょう。
今もそれは続いています。
ただその思いを知らない人が時間が経つにつれ増えてきている。
それはそれでいいのではないかとも感じてしまいます。
だって憎しみは憎しみを呼ぶだけ。こんなに悲しいことはありません。
その憎しみによってまた武器を取ってしまえば、また憎しみが芽生えます。負の連鎖
忘れられるのであれば、戦争を経験した方は忘れたい記憶も多くあるでしょう。
ただその頃の悲しみ、憎しみは消えることがないのが現状で。
その憎しみを私たちに伝えていきたいわけじゃない。引きついてほしいわけでもない。
同じ思いをしてほしくないから忘れちゃいけない。同じような悲しみを背負ってほしくないから真実を知ってほしい。
日本でも戦争体験を語る方は多くいますが、それに耳を傾ける人すら減っている。
そして、私もそういう人間の一人なのかと落胆しました。
なんと情けないのだろうと。
人の思いや、願いというのはアニメではありませんが紡がれていきます。
親に教えてもたっら言葉を、次は子供に伝えるように。
日本でも最近どのニュースが正しいのか、どの言葉が正しいのかわからなくなってきているなと日々感じます。
ただ、どれを信じ自分で調べるのかは自由があります。
どんなことでも調べれるこの時代です。
暇な時間があれば”今日は何の日”と検索してみたら面白いんじゃないでしょうか。
きっとその日には誰かのなにかの歴史があって、思いがあるはずだと思います。
それを伝えなくてもいいので、知ることから私たち若い世代は始めるべきだと感じます。
結局10年後20年後生きているのは祖父や祖母でもなく、父や母でもなく…私たちですもんね。
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