昨夜まで続いた雨で、ちょっと心配していましたが、本日晴天なり♪ ということで、予告しておりました八木沢のトレッキングに行ってきましたよ。
本日のメンバーは、神立小学校の児童を中心とした約30人。
山歩きの案内は、新潟県知事認定・自然生物観察部門「なりわいの匠」であり、日本自然保護協会認定「自然観察指導員」でもあり、里山ガイドであり、カメラマンでもある高橋正明さんです。
まず、軽い運動・ストレッチをしてから山へ入ります。
『今日は、僕達が森にお邪魔するんです。森の声や、虫の音、鳥のさえずり・・・いろいろな音を聞いて下さいね。』
すぐに、サルノコシカケを発見。
らしょうもんかづら
これは、何でしょう?
とちの実と、花です。
かたつむりを発見
心地よい水の音・・・うわ~っ、キレイ♪
歩き始めて1.6km。
大峰の原水を飲みながら一休み。
左を見ると、清津川が流れています。
昨日まで雨だったのに、あまり濁っていません。
いつもよりは白濁した川ですが、大雨のあとによくみる茶色い川ではありません。
大岩出現!
川がこんなに近いです。
比較的平坦な道ですが、悪ふざけは厳禁です。
しっかり歩いていきます。
奇木
モリアオガエルのいる沼に到着しました。
『みなさ~ん、沼の周りに集まってくださ~い。』
『これが、黒サンショウウオの卵です。』
この、あけびの実のような白いものが、黒サンショウウオの卵、
下の写真は、黒サンショウウオの幼生(ようせい)です。
木にぶらさがっている白いものは、モリアオガエルの卵です。
また、少し歩きました。
高橋さんが立ち止まり、子供達に聴診器を渡しました。
『これで、木の音を聞いて見ましょう。どんな音がするかな?』
『ゴゴゴゴォ~ッ』
耳を澄まして、聴診器を木に当ててみました。
木が水を吸い上げるような音が聞こえる気がする・・・。
高橋さんが『みなさん、どんな音が聞こえましたか?』と質問。
子供達は、『すぅ~っ』『さぁ~』『ごごご~っ』『水の流れる音~っ』
うんうん、そうそう。頷く私。
・・・でも、聞こえたのは 木が水を吸う音ではないそうです。私達は、テレビや映像でえた知識で頭の中でイメージしてしまっていたので、その音が木が水を吸い上げる音に聞こえたのですが、そんなに一気に水を吸い上げるわけではないので音はしないそうです。
では、何が聞こえたのでしょうか?
高橋さんいわく、森の声 なんだそうです。
またまたキレイな川が見えてきました。
ようやくフィトンチッド広場に到着です。ここでお弁当タイムです。
※フィトンチッドとは、樹木から放散されて周囲の微生物などを殺す働きをもつ物質。1928年にソ連のトーキンが提唱したもので、樹木の香気成分であるテルペン類がこれに相当すると考えられる。森林浴の効用の源とされる。(湯沢町登山&トレッキング湯沢パンフレットより抜粋)
フィトンチッド広場で昼食を済ませると、高橋さんから提案が!
『勇気ある人だけ、連れて行ってあげる。湖があるんだ。夏になると水の量がへるから今だけしか見れないよ。』
早速行ってみることに。
広場から約10分ほど歩くと、沼が。
ここが秘密の場所。
水面に移る木々もなんだか神秘的。
広場に戻った子供達に、高橋さんが『森遊び』を教えてくれました。
真ん中に座った山賊(役)は、目隠しをします。隣にはお宝を。
周りの人は、山賊に気づかれないように、お宝を取りに行きます。
どの方向から来たか、山賊は指差しで当てます。
当たった人はその場に座ります。
せ~のっ。
落ち葉は踏むと音がします。
音をたてないように、気をつけながら歩きます。ガサガサッ
『あっ、こっちから音がする!』
『きゃ~、ばれた~。』
はしゃぐ子供達。
高橋さんは、『このように、音をたてないで歩く歩き方が一番疲れないんです。山歩きの時は、足の裏全体で踏むように、音をたてないでゆっくり歩くのがコツです。』と、遊びを通して山歩きのコツを教えてくれました。
フィトンチッド広場より上のほうは、残雪もありコース整備がまだなされていないそうなので、今日はここで折り返しました。
帰りも、清津川と木々、鳥のさえずりに癒されながら歩きます。
今日は、初心者向け日帰りコースのトレッキング湯沢Ⅰ(八木沢コース)に行ってきました。八木沢からフィトンチッド広場までの往復なら、平坦な道も多いので初心者や家族連れにもお薦めです。(とはいえ、道のすぐ隣は崖・・・という箇所もあります。十分注意してくださいね。)
なぐー、今日のひとこと。
昨年の今頃、高橋さんのガイドで里山歩きをしました。
今年も同じコースを歩いてみましたよ。
http://blog.goo.ne.jp/from-yuzawa/d/20070610(昨年のトレッキングの様子はこちら)
日ごろの運動不足もありちょっと疲れましたが、それ以上に貴重な体験ができ、新緑の大自然を歩くことができてとても心地よいひと時でした。
今年の湯沢は、ウォーキング&トレッキングがテーマのようです。
コース整備をしてくれた担当さん他、みなさまに感謝しながら、山歩き・里山歩きのご紹介をしたいと思っています。
長くなりました。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
記事が長くなってしまったので他の写真を四季彩湯沢のほうにアップしました。
●越後湯沢 トレッキング 八木沢コースの写真
●越後湯沢 トレッキング 八木沢コースの写真 其の二
高橋さんのガイドで里山歩きを楽しみたい方は、高橋さんの、ホームページを是非ご覧ください。
●四季の湯沢と里山ガイド
高橋さんと一緒に歩くと、自分たちだけでは気付かなかったステキな発見がたくさんあるはずです。
湯沢の魅力を沢山の人にお伝えしたくて、
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本日のメンバーは、神立小学校の児童を中心とした約30人。
山歩きの案内は、新潟県知事認定・自然生物観察部門「なりわいの匠」であり、日本自然保護協会認定「自然観察指導員」でもあり、里山ガイドであり、カメラマンでもある高橋正明さんです。
まず、軽い運動・ストレッチをしてから山へ入ります。
『今日は、僕達が森にお邪魔するんです。森の声や、虫の音、鳥のさえずり・・・いろいろな音を聞いて下さいね。』
すぐに、サルノコシカケを発見。
らしょうもんかづら
これは、何でしょう?
とちの実と、花です。
かたつむりを発見
心地よい水の音・・・うわ~っ、キレイ♪
歩き始めて1.6km。
大峰の原水を飲みながら一休み。
左を見ると、清津川が流れています。
昨日まで雨だったのに、あまり濁っていません。
いつもよりは白濁した川ですが、大雨のあとによくみる茶色い川ではありません。
大岩出現!
川がこんなに近いです。
比較的平坦な道ですが、悪ふざけは厳禁です。
しっかり歩いていきます。
奇木
モリアオガエルのいる沼に到着しました。
『みなさ~ん、沼の周りに集まってくださ~い。』
『これが、黒サンショウウオの卵です。』
この、あけびの実のような白いものが、黒サンショウウオの卵、
下の写真は、黒サンショウウオの幼生(ようせい)です。
木にぶらさがっている白いものは、モリアオガエルの卵です。
また、少し歩きました。
高橋さんが立ち止まり、子供達に聴診器を渡しました。
『これで、木の音を聞いて見ましょう。どんな音がするかな?』
『ゴゴゴゴォ~ッ』
耳を澄まして、聴診器を木に当ててみました。
木が水を吸い上げるような音が聞こえる気がする・・・。
高橋さんが『みなさん、どんな音が聞こえましたか?』と質問。
子供達は、『すぅ~っ』『さぁ~』『ごごご~っ』『水の流れる音~っ』
うんうん、そうそう。頷く私。
・・・でも、聞こえたのは 木が水を吸う音ではないそうです。私達は、テレビや映像でえた知識で頭の中でイメージしてしまっていたので、その音が木が水を吸い上げる音に聞こえたのですが、そんなに一気に水を吸い上げるわけではないので音はしないそうです。
では、何が聞こえたのでしょうか?
高橋さんいわく、森の声 なんだそうです。
またまたキレイな川が見えてきました。
ようやくフィトンチッド広場に到着です。ここでお弁当タイムです。
※フィトンチッドとは、樹木から放散されて周囲の微生物などを殺す働きをもつ物質。1928年にソ連のトーキンが提唱したもので、樹木の香気成分であるテルペン類がこれに相当すると考えられる。森林浴の効用の源とされる。(湯沢町登山&トレッキング湯沢パンフレットより抜粋)
フィトンチッド広場で昼食を済ませると、高橋さんから提案が!
『勇気ある人だけ、連れて行ってあげる。湖があるんだ。夏になると水の量がへるから今だけしか見れないよ。』
早速行ってみることに。
広場から約10分ほど歩くと、沼が。
ここが秘密の場所。
水面に移る木々もなんだか神秘的。
広場に戻った子供達に、高橋さんが『森遊び』を教えてくれました。
真ん中に座った山賊(役)は、目隠しをします。隣にはお宝を。
周りの人は、山賊に気づかれないように、お宝を取りに行きます。
どの方向から来たか、山賊は指差しで当てます。
当たった人はその場に座ります。
せ~のっ。
落ち葉は踏むと音がします。
音をたてないように、気をつけながら歩きます。ガサガサッ
『あっ、こっちから音がする!』
『きゃ~、ばれた~。』
はしゃぐ子供達。
高橋さんは、『このように、音をたてないで歩く歩き方が一番疲れないんです。山歩きの時は、足の裏全体で踏むように、音をたてないでゆっくり歩くのがコツです。』と、遊びを通して山歩きのコツを教えてくれました。
フィトンチッド広場より上のほうは、残雪もありコース整備がまだなされていないそうなので、今日はここで折り返しました。
帰りも、清津川と木々、鳥のさえずりに癒されながら歩きます。
今日は、初心者向け日帰りコースのトレッキング湯沢Ⅰ(八木沢コース)に行ってきました。八木沢からフィトンチッド広場までの往復なら、平坦な道も多いので初心者や家族連れにもお薦めです。(とはいえ、道のすぐ隣は崖・・・という箇所もあります。十分注意してくださいね。)
なぐー、今日のひとこと。
昨年の今頃、高橋さんのガイドで里山歩きをしました。
今年も同じコースを歩いてみましたよ。
http://blog.goo.ne.jp/from-yuzawa/d/20070610(昨年のトレッキングの様子はこちら)
日ごろの運動不足もありちょっと疲れましたが、それ以上に貴重な体験ができ、新緑の大自然を歩くことができてとても心地よいひと時でした。
今年の湯沢は、ウォーキング&トレッキングがテーマのようです。
コース整備をしてくれた担当さん他、みなさまに感謝しながら、山歩き・里山歩きのご紹介をしたいと思っています。
長くなりました。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
記事が長くなってしまったので他の写真を四季彩湯沢のほうにアップしました。
●越後湯沢 トレッキング 八木沢コースの写真
●越後湯沢 トレッキング 八木沢コースの写真 其の二
高橋さんのガイドで里山歩きを楽しみたい方は、高橋さんの、ホームページを是非ご覧ください。
●四季の湯沢と里山ガイド
高橋さんと一緒に歩くと、自分たちだけでは気付かなかったステキな発見がたくさんあるはずです。
湯沢の魅力を沢山の人にお伝えしたくて、
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