湯沢日和(ゆざわ びより)

今日もなんだか、いい日和♪
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清流の側を通り、原水を飲み、草花を眺めて歩く・・・湯沢トレッキング

2007-06-10 18:18:23 | 自然・星空・花
小雨が降りそうな気配の、今朝の空模様・・・
お天気を気にしながら、自然観察指導員の高橋さんと湯沢のトレッキングに挑戦してまいりました。(といっても、初級コースです・・・笑・・・)


●トレッキングスタート前、最後のお手洗いと駐車場付近で、もりあおがえるを発見。産卵の途中のようです。

下の大きなカエルがお母さん。
上に乗っているキレイで小さいカエルがお父さん。


準備体操、

指導員の高橋さんより、

『雨の日には、木が滑るので橋など注意して渡ること。小幅で足の裏全体で踏むように歩くと滑りにくいですよ。』

『蜂が来ても追い払ったりしないこと。攻撃されたと思って蜂が反撃してくる恐れがあります・・・』

などの諸注意を聞き、トレッキングスタート。



●新潟県知事認定・自然生物観察部門「なりわいの匠」
でもあり、日本自然保護協会認定「自然観察指導員」でもある高橋正明さん。

美しい湯沢(高橋正明さんのHP)


●『杉の根元が曲がっているでしょう?何で曲がっているんだろう?』
子供たちに優しく問いかける高橋さん。

クイズのように、子供たちが『太陽に向かって~』『栄養があるから~』と答えています。

実は、豪雪地帯の杉は、雪の重みで曲がってしまうのだとか。なるほど。


 
●どこからともなく、とても良い香りが・・・。

『白雲木(はくうんぼく)』だそうです。


●写真を四分割すると、左下のあたりにある、白と茶の物体。
猿のコシカケの仲間で、木の栄養をとって生きているきのこです。


●中華料理でよく見るアレです。こりこりと美味しい『きくらげ』。
もちろん、とるのは写真だけ、収穫はしませんよ(笑)。

きのこが一番でるのはもちろん秋なのですが、それ以外の季節だと梅雨時期が一番出てくるようです。


●アズマヒキガエル。大きいっ。

毒をもっているので、素手では触らないほうがいいとのこと。
(特に子供は、カエルを触った手で、手を洗わずに何かを食べるのは止めたほうがいいです)


●ミズナラ
垂れ下がっているのは、男の花だそうです。
女の花は、受粉するとドングリになるそうです。


●『この葉っぱ、葉は何枚あるでしょう?』と高橋さん。

『5枚』『6枚』『7枚』『8枚』・・みんなの声。

『実は、1枚なんです。これはトチの葉で、紅葉して落ちるときは、この葉が全部まとめて落ちるのです。』


『へ~っ。そうなんだ~。』



楽しい話を聞きながら歩いていると、不思議な花を発見。



 
●銀龍草(ぎんりょうそう)だそうです。

横から見ると、龍というか、タツノオトシゴに見えて、とても不思議。
透明感があり、瑞々しい、不思議で素敵な花でした。




●あれは、新潟一の目薬の木です。

 
●大峰の原水。上流の澄んだ原水を飲むことが出来ます。冷た~い。



●突如、大岩が出現。



・・・ちょっと視線を左下に落とすと、川が・・・










●深呼吸したくなる、きもちのよい森林浴。
気分は、非日常なのに、誰かの携帯が ピロピロピロ~。
ほとんど圏外ですが、電波のよいところも(笑)。


●花梨の実のような物体が、左の葉にくっついています。

何でしょう?

モリアオガエルの卵です。
あと2週間ほどで、おたまじゃくしになりそうです。

沼には、イモリもいて、上から生まれて落ちてくるおたまじゃくしを口をあけて待ち受けているそうです。

この沼には、黒サンショウウオの卵もありました。



今日は、ここで、折り返しました。帰りはあまり寄り道せずに歩いてきましたよ。



●山野草 二人静



●森の枯葉茸(カレバタケ)



最後は、駐車場までみんなで帰ってきました。
ストレッチを行い、高橋さんに感謝をして、解散。


朝10時~15時頃までのトレッキング(途中昼食時間有り)。
総消費カロリーは、なんと2300キロカロリー以上。

わーい♪  少しは痩せるかな???



自然の中で、カラダも浄化されたような一日でした。



【南魚沼の自然案内】

●里山案内(1グループ10人まで)
 半日(3時間以内)・・・5000円
 1日(6時間程度)・・・8000円

自然観察指導員の高橋さんへの連絡は、メールにてお願いします。
予約は1週間前までにお願いします。
yukign@laois.plala.or.jp



なぐー、今日のひとこと。

トレッキング、行ってきました♪

自分だけで歩いても山歩きは気持ちがいいものですが、
自然観察指導員の高橋さんからいろいろなお話を聞きながらの山歩きは、ひとりであるく時とは比較にならないほどの発見があったように思います。

高橋さんから、『山には木々があり、腐葉土があるから、雨の水を溜め込むことができる。木が枯れてしまったら、地球は大変なことになる。二酸化炭素を増やさないように、自然と仲良く生きていきましょう。』というコトバを頂きました。

身近なところから、エコを感じた一日でもありました。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
返信遅くなりました~(><) (湯沢日和)
2007-06-16 22:40:39
悠パパさん、いつもありがとうございます。

すっかり更新が遅くなり、レスも・・・失礼いたしました。

小雪の中でのかぐらロングラン、本当に奇跡のようですよね。
このトレッキングコースもみつまた(みつまたエリアの八木沢コース)なので、こんなに深緑の爽やかなみつまたエリアで、2週間前までスキーが出来ていたのかと思うと本当に驚きを隠せません。

私たちは途中で折り返してきましたが、山の上のほうにはまだ残雪があったようです。

自然の力って本当に素晴らしいですよね。そんな素敵な自然を守り、伝えていきたいなと思いました



PS.HPへの応援ありがとうございます♪
なかなか進みませんが(苦笑)頑張ります!

返信する
マイナスイオン (悠パパ)
2007-06-14 05:41:04
トレッキング、行ってみたいです。
都心の喧騒の中にいますと、無性にマイナスイオンを浴びたくなる時が有ります。

我家のスキー・シーズンは終りましたが、雪不足の中5/27までの「かぐら」は奇跡的だと思います。
またあんなに緑の濃い「かぐら」も新鮮でした(笑)

昨年もホタルのお問合せをしましたが、今年も6/23の「大月ほたるまつり」に行く予定でしたが、娘の学校行事でバツとなりました(^^;
残念!!

PS: 湯沢のHP、楽しみにしています!!
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