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2020年の初エンタメはミュージカル『フランケンシュタイン』。
初見の作品で、情報を何も知らないままカード会社の割引でかなり安かったのでGETしてみたのだけど、、、
直前になってあらすじやネットに書かれているレビューを読んでいるうちに「新年一発目に観る作品にしては重すぎるかも・・・」とちょっと後悔した事は否めません
友人も誘っていたのでホント申し訳ないなぁ~
と思いつつ。。。
でも、もーっと救いようのないくらい重くて暗い内容を想像していたけど、私的にはそんなに重くは感じなかった(大体のシーンが暗かったけどね・)。
確かに悲劇的なエンディングなんだけど納得できる終わり方だったし、音楽も唄もストーリーも舞台装置もオーケストラも含めて、全体的なバランスの取れた「王道ミュージカル作品」という印象。
ストーリー展開がとにかく速くて、場面切り替えも多くてついて行くのに必死だったけど、だからこそ描かれていない場面と場面の間の「空白の時間」に起こったであろう出来事を想像する余地があって、回を重ねればいろんな解釈できそう。
それに、すべての役者さんが1人2役、1幕と2幕でま~ったく違うキャラの役柄を演じていることも興味深かった。あの役とあの役が同じ役者さんが演じているという事を事前に知らなければ気付かないのでは?と思うくらい二面性があって、「役者さんってスゴイな~」と思うと同時に、1つの作品で2つの作品を観たような感じ。ちょっとお得な気分になれたミュージカル作品でした。
今回が初見の加藤和樹さん。「怪物」の演技が圧巻だった ツギハギだらけの身体なのに鳥肌が立つくらい美しく、そして悲しみと復讐心を抱える怪物。唄よりもそっちの演技のほうが衝撃だった。今まで他の作品でWキャスト出演の際に選んで来なかったことを後悔したので、今後も他の作品で見てみたいかも。
この作品、好き嫌いは両極端になりそうだけど、私は再演があればたぶん行くと思います。
■キャスト■
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック:柿澤勇人、アンリ・デュプレ/怪物:加藤和樹、ジュリア/カトリーヌ:音月 桂、ルンゲ/イゴール:鈴木壮麻、ステファン/フェルナンド:相島一之、エレン/エヴァ:露崎春女
◆観劇記録◆
日生劇場 S席 2階 A列 17番
座席指定ではなかったのでチケットを受け取ってから「2階なの~!?」とがっかりしたけど(←格安で買ったので文句言っちゃダメ!笑)最前列だったので、初見としては全体が見える席で良かったかも。オケピがあるので客席降り演出は無し。2階からだとオケピ内の様子も見えるのでブラバン出身者としてはそっちも面白かった。
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追記
今回は珍しくお友達と一緒だったので、観劇後はやっぱり美味しい物を食べながらエンタメ話やらいろいろと~
当初は旬の牡蠣を食べに行くつもりだったのだけど、そのレストランのシェフが最近変わって「今年は牡蠣をやってないという」情報を直前に得たので急遽変更。
お友達が以前からい~っつも店の前に長蛇の列が出来ていて気になっていたというレストランに行ってみたら、なんと香港で人気の「ミシュラン1つ星」を取った「添好運(ティムホーワン)」の日本初出店のレストランでした ミシュランに選ばれたレストランなんて敷居が高くて、今まで行ったことないわよ(笑)。
でも、このレストランは意外なことにお値段が庶民的で1品380~680円くらい。アルコール無しなら(笑・お酒は種類も少なくお高め設定です)、2000円台でお腹いーっぱいになれると思う。今回食べた本格的な点心料理、どれも美味しかった~💕
◇店舗情報◇
ティムホーワン日比谷店 公式サイト
今回も特に行く予定はなかったんだけど(^^; 来週、1日休暇を取ることにしたので、適当にチケット探していて、結局今作を安く譲って頂くことが出来、2回目の観劇してくる予定です♪
私も積極的にチケットをとったわけではなかったのですが、世間のクチコミや噂よりずっといい作品だと思いました♪
一人二役がほんとすごいですよね!!
あっちゃんは今週観に行くんですね~。ぜひ、楽しんできてください☆