big four banksは各国の金融機関の大きなものを指す。
アメリカでいえばJPMorgan Chase & Co.(2000年にChase Manhattan Co.がJPMorgan & Co.を合併 本店はNew York), Bank of America(2008年にMeril Lynchを合併 本店はCharlotte, North Carolina), Wells Fargo(本店はSan Francisco, California), Citigroup(1998年にCiticorpとTravelers Groupが合併 本店はNew York)の4つ。これらはmoney center banksと呼ばれることもある。
イギリスでいえばBarclays, HSBC(1992年にMidland Bank:本店Birminghamを買収), Lloyds Banking Gr., Royal Bank of Scotland(2000年にNatWest Bankを買収 NatWestは1968年にNational Provincial BnakとWestminster Bankが合併したもの RBSの本店はEdinburgh。現在も 1£券を印刷している)の4つ。これらはmajor clearing banksと呼ばれることがある。
2007年夏に表面化したノーザン・ロック銀行の破たんを、イギリス政府は国有化により乗り切った(2008年2月-3月)。しかしその後もイギリスの金融の動揺は収まっていない。2009年11月3日に発表されたところでは、議決権のない優先株、および普通株への政府保証の組み合わせでロイズとRBSへ公的資金投入を行う。この結果、イギリス政府の出資比率はロイズで6割、RBSで4割に達する。つまりロイズは実質的に国有化されることになった。
中国では、中国銀行、中国建設銀行、中国工商銀行、中国農業銀行の4つである。
韓国では、ハナ銀行(ハナ:一つの)、国民銀行(2001年に住宅銀行と国民銀行が合併)、新韓銀行(1982年に在日韓国人資本により初めての民間資本銀行として設立 2003年に老舗の朝興銀行を合併)、ウリ銀行(ウリ:われわれの 1998年に韓一(ハニル)銀行と韓国商業銀行が合併してハンビット銀行設立 2002年にウリ銀行に改称 ハンビット:一つの光)
日本ではメガバンクという言い方。しかも3グループに集約されているのが特徴。三井住友FG(2001年4月 住友銀行とさくら銀行の合併による)、みずほFG(2000年第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行がみずほFGを形成 2002年に3行が合併再編してみずほ銀行 みずほコーポレート銀行[興銀を主体にほかの2行の法人事業部が合体]に別れる)、三菱UFJFG(2001年4月に東京三菱銀行、三菱信託銀行、日本信託銀行の3行で三菱東京FGの形成 2006年1月に三菱東京銀行がUFJ銀行を合併して三菱UFJ銀行)。
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