不動産には、インカムゲインとキャピタルゲインという言葉があります。
不動産のインカムゲインとキャピタルゲインをわかりやすく解説しましょう。
不動産のインカムゲインとキャピタルゲインとは、いずれも不動産投資に関する用語
不動産におけるインカムゲインとキャピタルゲインとは、いずれも不動産投資に関する用語です。
不動産投資とは、賃貸アパートや賃貸マンションなどを購入しつつ賃貸し、入居者から得る家賃収入などが利益となる投資です。
そして、不動産投資におけるインカムゲインとは、投資用物件を所有中に得る利益であり、主に家賃収入を意味します。
一方、不動産投資におけるキャピタルゲインとは、投資用物件を売却することにより得る利益であり、いわゆる売却益です。
不動産投資は、物件を所有する最中はインカムゲインを狙い、物件を売却する際はキャピタルゲインを狙うことが目標のひとつとなります。
インカムゲインを増やす、または維持するためには、できるかぎり満室をキープするなどが有効です。
空室からは家賃収入が発生せず、インカムゲインを得ることができません。
満室を保つためには、立地条件が良い投資用物件を購入する、定期的にリフォームを実施しつつ入居者に魅力のある住環境を提供するなどが効果的です。
ただし、あまりに高額な費用を要するリフォームを実施するなどすれば、投資用物件を所有中に得るはずの利益が減るため、程よくリフォームを実施しつつ、インカムゲインを増やす、または維持しなければなりません。
不動産投資におけるキャピタルゲインとは売却益ですが、キャピタルゲインを得るためには、できる限り物件を高く売却することなどが有効です。
高く売却できる物件とは、満室である物件、立地条件が良い物件、リフォームなどが行き届いた物件などであり、インカムゲインが多い物件と条件が似ています。
つまり、インカムゲインが良い物件はキャピタルゲインも良くなり、インカムゲインとキャピタルゲインは表裏一体というわけです。
ちなみに、私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」にて公開するコンテンツ「不動産投資におけるキャピタルゲインとは?CGを増やす秘訣」では、不動産投資のキャピタルゲインをよりわかりやすく解説中です。
同コンテンツでは、残債が少ない状態で物件を売却する、所有期間が5年を超えてから売却する、減価償却が少ないうちに売却するなど、キャピタルゲインを増やす多くの秘訣をご紹介しています。
不動産投資にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。不動産のあいうえおでした。