![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/0a/938f7b0680c51fb2faa2c0d0890fc78d.jpg)
実は今回新発田へ旅するまで、『蕗谷虹児』という方を知りませんでした。
童謡『花嫁人形』の詩は虹児25歳の絶唱なのだそうです。
作詞家ではなく、挿絵画家とのことで、大作をいくつも遺されている偉人なのですね。
少年時代から画家を志し、樺太放浪のあと、竹久夢二の推薦で「少女画報」にカット絵を描いてデビュー。
23歳で人気挿絵画家となり、時代の寵児として詩画集9冊を出版。
27歳でパリに渡り、春・秋のサロンに3年連続入選をはたし、一流画廊での個展を成功させます。
■蕗谷虹児の代表作 「花嫁」
この作品の向かって左側の目の下には涙がうっすら描かれているそうです。
この涙はレンズを通しては見えず、肉眼でうっすら見える感じ。
この涙を見た人にはいいことが起きると言われているそうです。
「花嫁」は、昭和43年に開かれた「画業50年記念蕗谷虹児抒情画展」に展示された絵とのことです。
パリから昭和4年に帰国、モダンな画風で一世を風靡、童画や絵本の分野でも活躍し、晩年には新作個展を5回開催、代表作ともいえる『花嫁』は70歳の作品です。
新発田が生んだ天才画家蕗谷虹児の記念館は、純粋無垢な彼の詩魂につつまれ心をいやされる異次元の世界と評判だそうです。私は花嫁も初めて認識したのですが、蕗谷虹児の作品のすばらしさに感動しました。
金襴緞子の帯び締めながら。。。
この有名な歌詞が蕗谷虹児によって書かれたものだと知りびっくり。
画風が竹久夢二と似ているなと思ったのは、竹久夢二に出会ったことが蕗谷虹児のターニングポイントだからのようです。
どう説明していいのかわかりませんが、蕗谷虹児の類まれな才能は現代においても通用するセンスと画法であり、
蕗谷虹児はジブリ誕生の前に、すでに、アニメーションとしてジブリの制作方法である基を築きあげていた偉大な人であるといえます。
竹久夢二と似た画風で女性画ばかりではあるけれど、絵風はまったく別な感じ。
蕗谷虹児が描く女性は、美しく強く、凛と生きる女性を描いている気がします。
その理由は生き方の違いなのでしょうか。
大正~昭和の絵が平成の現代でも先端を行っているようにさえ感じる素晴らしいセンス!
イケメンな挿絵画家は今の時代を生きていたら、挿絵はもっともっと売れていた気がします。
女性を描くことが上手な作家さんは竹久夢二もそうですが、女たらしな人が多いイメージです。
が、蕗谷虹児は女性関係は派手ではなかったようで、幼くして亡くなった母への想い、恋しさが蕗谷虹児の理想の女性像となって描かれているのかも。
Tシャツもおしゃれで可愛い。
蕗谷虹児を深く知りたくなりました。
蕗谷虹児記念館
電話 0254-23-1013
新潟県新発田市中央町4丁目11番7号
休館日 月曜日(祝日の場合翌日)12/29~1/3
入館料 大人500円 団体(20名以上)400円
高校生200円/小・中学生100円
新潟県新発田市・月岡温泉ゴージャス!バス女子旅☆ダイジェスト&目次
新発田の旅のまとめの目次はこちら
こちらへいらしたのですね~
月岡温泉でますます美人になりましたね(^◇^)
野菜ソムリエさんなんですね!素敵♡
月岡温泉初でした!
新発田めちゃいいところですね~~。
また行きたい!
お鮨が美味しかったんですよ~~。