3連休のドライブ先として、群馬県にある富岡製糸場見学へいって見ました。
富岡製糸場と絹産業遺産群」は平成26年6月25日に世界遺産に登録されました。
軽井沢へ行く途中にあるので、以前から立ち寄ろうという話は出ていましたが、世界遺産に登録されてからやっとこ行きました。
世界遺産としての価値
「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、長い間生産量が限られていた生糸の大量生産を実現した「技術革新」と、世界と日本との間の技術の「交流」を主題とした近代の絹産業に関する遺産だそうです。
主に旧士族などの娘が集められ、工女たちの労働環境は充実していたそうです。
当時としては先進的な七曜制の導入と日曜休み、年末年始と夏期の10日ずつの休暇、1日8時間程度の労働で、食費・寮費・医療費などは製糸場持ち、制服も貸与されたそうです。
製糸工場というとどうしても「あ々野麦峠」のイメージですが、こちらの富岡製糸場は当時としてはかなり待遇のよい環境だったようです。
廃墟と化して見学できない場所もあります。
鉄道の最寄り駅は上信電鉄の上州富岡駅(駅から1km)徒歩15分程度で、駅にはレンタサイクルもありました。
上信電鉄の高崎駅では、上州富岡駅への往復切符と、富岡製糸場への入場券がセットになった往復割引乗車券が発売されています。これを購入すると入場チケットを購入するために並ぶ時間が不要になるので、鉄道で行かれる方がいいのかも。
市営の駐車場の無料もありますが、やはり徒歩15分以上なので、近隣の有料駐車場に停める方が便利かもしれません。
富岡製糸場の近くには、カフェや食事処もあります。
峠の釜めし本舗おぎのや富岡店もあり、私はお弁当を購入して食べました。
〒370-2316
群馬県富岡市富岡1−1
0274-64-0005
東京駅~高崎駅(上越・長野新幹線) 50分~1時間
新宿駅~高崎駅(湘南新宿ライン) 約2時間
高崎駅で上信電鉄に乗換え(約40分)、上州富岡駅下車、徒歩約15分(1㎞)