店舗以外では那覇空港でのみ購入可能という人気の大東寿司を購入。
那覇空港もセキュリティゲートを過ぎた、搭乗ゲートで購入できるとのこと。
北海道生まれの私にとって沖縄は、感覚的にはハワイより遠いのです。
沖縄直行便もあったと思うけど、函館在住時に一度だけ沖縄へ行き、その後、札幌へ住んでからは沖縄は一度も行った事がなかったのです。
北海道の人は沖縄も好きだし、沖縄の人は北海道が好きです。
沖縄は私の友人の多くが転勤で住んでいた関係で、宅急便や手紙のやりとりはよくしてたのですが、初めて沖縄へ行ってから30年近く経ってから再訪、3回目、4回目は今年なわけです。
南大東島がどこにあるのか知らない方は私だけでないのか、パケに沖縄の地図と南大東島までの距離と場所が記載されてます。
那覇から392キロ?
函館ー札幌より遠いのですよ!
沖縄県は島がたくさんなので、その島々を結ぶと北海道の広さくらいあるのか。
このお寿司を食べて、大島で食べたお寿司、「べっこう寿司」を思い出したのです。
そして、ひとつ前の記事で紹介した大東まつり寿司が千葉の祭り寿司と似ていると思ったのも当然でした。
遠く離れた沖縄の島のご当地グルメのルーツは関東にあったのでした。
大東寿司(南大東島)
八丈島からの移住者が開拓した 沖縄県 の 大東諸島。( 北大東島 、 南大東島 )に同様の島寿司があり、島外では 大東寿司 と呼ばれているそうです。
材料となる魚はカジキ、シイラ、サワラなど。
島特有の種として ナワキリ が使われることもあり、 伊豆諸島とことなり、からしでなく練りわさび(粉わさびを練ったもの)が使用されている。
大東諸島には、大東寿司とは別に 千葉県 の 祭り寿司 によく似た 太巻き寿司もある。という記載を見つけました。
東京の八丈島・大賀郷村に生まれた玉置氏が明治12年八丈島に絹織業を始め、明治20年鳥島を開拓、羽毛の採取によって一躍巨万の富を積み、明治31年所有船第一回洋丸を派遣して、ハワイ・東シナ海・フィリピン・琉球諸島を視察し遠洋漁業で琉球方面に出漁中に大諸島を発見したそうです。
昔は船が重要な移動&輸送手段だったので、港から港で食文化なども伝わったのですね。
長崎のご当地グルメと似たものが北海道にもあるのもそんな理由なのでしょう。
旅をすると歴史にも詳しくなるわけで、子供が小さいうちにいろんなところへ旅に連れていくと、生きた勉強ができると思っています。
大島で食べたべっこう寿司は意外と味が塩味が濃かったけれど、こちらはさすが南国甘さが濃いというか強いです。
旅の醍醐味はご当地グルメ。
高級なものも好きですが、との土地の方が普段から食べていたり、ハレの日にいただくようなグルメに出会うと最高!
旅と食は切り離せません。