2017年は九州は4回訪問、長崎県以外の6県へ旅しました。
2年ぶりの宮崎県は北の方、日向市と大好きな青島とそして、都城を旅しました。
ガラスびん応援部㏌宮崎①☆懇親会だよ♪全員集合!都城「創作厨や 山王」
ガラスびん応援部の記事はこちら
ガラスびん応援部の霧島酒造視察日程に合わせて、私は前入りし行きたかった宮崎県日向市を旅してきました。
エアはソラシドエアを利用。
以前宮崎へANAで行ったとき、ANAとソラシドエアの共同運行に乗ったこともあるので、今回は迷わずソラシドエアで予約しました。
SNA 53 | 738 | 羽田発08:05 | 宮崎着09:55 |
---|
手荷物は機内預けにせず手荷物で搭乗し、到着後はまっすぐ宮崎空港駅から10:20の特急にちりん10号に乗るべく急ぎます。
途中、ブルッケス・ケプカ選手の歓迎式をするというのでしばし待ちましたが、にちりんの乗車時間になってしまいました。
宮崎空港と直結したJR宮崎空港駅から特急にちりんに乗り、日向市駅へ向かうのですが10時20分のにちりんに乗れないと観光したい場所を周れなくなるのです。
宮崎空港駅ー日向市駅はJR九州のお得きっぷがある区間です。
往復特急を使う場合や、2人や4人の場合はお得切符利用がおすすめです。
私は日向市の観光時間が読めないので、帰りは各停で戻る可能性もあったため、お得きっぷにはしませんでした。
「にちりん」と「きりしま」は同じ型の列車ですが今回の宮崎の旅は「にちりん」と「きりしま」両方に乗りました。
10:20 特急にちりん10号乗車
宮崎空港駅~日向市駅=運賃1,410+特急料金820円=2,230円
※こちらの車両の特急は車内販売はないので乗車するときは注意
座席のシートに切符をはさみ込むポケットがあるんですね!
前の座席の方が縦にに入れていたので真似したのですが横にするときちんと収まるようになっています。
宮崎空港から日向市までは特急だと小1時間。
あまり海が見える場所はないのですが、途中、ワインで今注目されている都農を通りました。
ブルネル賞、都市景観賞受賞の世界的に有名な日向市駅は飫肥杉を贅沢に使用
建築家の内藤廣さんや東京大学の篠原修さんなど、建築や都市の専門家・鉄道関係者・行政関係者・市民たちが協力してつくられたJR日向市駅は10年以上もの期間を経て、完成したそうです。
11:20 JR日向市駅到着
梁や天井仕上げも、もちろん宮崎県杉で飫肥杉のベンチなど飫肥杉をふんだんに使用。
世界の優れた鉄道デザインを表彰するブルネル賞で最優秀賞を受賞している名駅。
都市景観大賞も受賞しているそうです。
高架下には日向市の物産館もありました。
■日向市駅前観光案内所
日向市観光協会
〒883-0044 宮崎県日向市上町1−19 (日向市駅)
電話: 0982-55-0235
日向市へ到着後は、観光タクシーの申し込みで日向市駅前にある観光案内所へ行きます。
日向市観光は観光タクシーをおトクに観光案内所で手配するべし
観光タクシーは日向市の補助があるので観光案内所で申し込みするとお得に利用できます。
予約受付はしていません。
当日カンタンなアンケートでスグに利用できます。
観光タクシーは1時間からあります。
1時間コース 2,500円
1時間半コース 3,750円
2時間コース 5,000円
3時間コース 7,500円
当初、馬の背とクルスの海の1時間コースを予定していましたが、案内所で1時間半のコースもありますよ。
と教えていただき、大御神社訪問を増やして1時間半コースをお願いしました。
大御神社は行って正解でした!
私が案内していただいたのは「ひまわりタクシー」。
観光案内所で順番にいろんなタクシー会社さんを手配しているそうです。
もちろん、観光案内所を通さなくても観光タクシーを利用できますが、補助がないのでお高くなります。
トラベルサイトには自転車で頑張れば回れると記載があったので、当初、体力に自信のある私は自転車で回ろうと思ったのです。
が、たまたま宮崎へ行く3日くらい前に宮崎県観光課の方に出会い、日向市へ行きクルスの海を見たい!とお話ししたら、観光タクシーがあることを教えていただきました。
実際、日向市へ行って観光タクシ―で回ってみましたが、自転車は普通の体力の人では無理だと思いました。
馬の背も山の上でクルスの海も山の上から見る感じで電動アシストがあったとしても、20代の体力ある世代ならともかく、私もジムに通っていて年齢の割にはかなり体力のある方ですが、おばさんは多少体力に自信があっても無理だと感じました。
レンタカーという手もありますが、日向市で馬ケ背やクルスの海に行くなら観光タクシーの方がいいと思います。
馬ケ背から絶景!柱状節理のだ害絶壁や360度のパノラマを堪能。
行きたいのは願いが叶うクルスの海と馬ケ背!そして大御神社です。
日向市駅をスタートし、海の方へ向かい「黒田の家臣」から案内していだきました。
■細島半島
古くは江戸時代以前から江戸や大阪と東九州を結ぶ交易の中継地として発達し、 妙国寺庭園(国指定名勝)や宮崎県で現存する最古の木造住宅(宝暦2年築)であり、西南戦争の際に有栖川征討総督宮殿下御本営が置かれた「旧摂津屋」(宮崎県指定史跡)をはじめ、有形無形の文化財が多く存在するそうです。
宮崎県日向市細島. 日向灘に面した細島港は、神武東征にまつわる伝承が残されるほどの古い歴史のある天然の良港。
近世でも倭寇や南蛮船が来航し、江戸時代には天領となり、参勤交代を行う薩摩藩などの海路の中継港として利用された場所です。
リアス式海岸の入り込んだ場所に「黒田の家臣」という場所があります。
■黒田の家臣
黒田の家臣の墓はこの細島にあるそうです。
細島港から岬の先端「馬ヶ背」に行く途中にある小さな島美しい島で江戸時代末期、寺田屋事件で捕らえられた筑前秋月の黒田藩士3名が薩摩へ護送される途中、ここで惨殺されたそうです。
宮崎市には第二次世界大戦末期、特攻隊の基地があったのですが、日向市には人間魚雷の訓練場所があったと聞いたこともありますが日向市の細島だったんですね。
日向灘にある細島は人間魚雷の訓練地でもあったそうです。
人間魚雷「回天」(回天特攻要員)は訓練中に殉職する率も高く、殉職した平均年齢21歳だったそうです。
細島ではベニヤ製のモータボートに250k爆弾を積み、敵艦に体当たりするための練習をしたそうです。
終戦になり実行はされなかったそうです。が、日本の各地で回天で殉職した若い命も多いそうです。
神風特攻隊や人間魚雷。
なんともやるせない日本の歴史。
犠牲になったたくさんの若い命を思うと戦争は絶対してはいけないと思うのです。
今の平和な日本、未来の平和な日本のためにも重要な場所。
なのでたくさんの人に知ってもらい訪れて欲しい場所です。
黒田の家臣から馬ケ背へ向かいました。
360度の大パノラマ!絶景!柱状節理の断崖絶壁を馬ケ背から望む
馬ケ背展望台へは散歩道を歩いて行かなくてはいけません。
展望台までは片道10分程度でしょうか。
宮崎県日向市にある日豊海岸国定公園日向岬は日本最大級の柱状節理(柱状岩)は高さ70mの断崖絶壁。
火山の噴火により吹き出た溶岩が急激に冷え固まってできたと言われる柱状節理の海岸線が絶景です。
緑の木々の中を少し歩くと海が見えてきます。
■馬ヶ背断崖
日豊海岸国定公園の南端に位置し、柱状節理のリアス式の海岸線。
そのスケールは福井県の「東尋坊」に勝るとも劣らないそうですが、東尋坊にはまだ行ったことがありません。
馬ヶ背展望所からの断崖絶壁は圧巻。
細い谷の間から太平洋が見えます。
さらに散歩道を歩いていくと360℃大パノラマ。
鬼の石段をみたいな岩がゴロゴロした道を先端まで行きます。
自然の織り成した造形美。
私は三脚でセルフタイマー撮影も多いですが、通りすがりの方にシャッタ―押していただくこともよくします。
馬ケ背は観光タクシーかレンタカーで行くのをおすすめします。
馬ケ背展望
JR日向市駅から宮崎交通バス「御鉾ヶ浦公園」で下車(所要約15分)、その後徒歩で約10分
東九州自動車道日向ICから車で約15分
日向市駅から車で約15分
願いが叶うクルスの海から車で約3分
馬ケ背展望前に駐車場と売店もあり。