宇都宮のエコファーマー、山口果樹園で梨もぎ体験/ガラスびん応援部ツアー1

秋の味覚の代表的なフルーツ、梨。
栃木県の美味しい梨を作っている、宇都宮の栃木県認定エコファーマーの山口果樹園さんへお邪魔しました。

山口果樹園さんにはガラスびんむすめさんのいくみさんがいらっしゃるので、「ガラスびんむすめに会いに行こう！第3弾企画？となります。
ガラスびん応援隊からの3人目のびんむすめさん訪問です。

梨果汁100パーセントの「なしジュースびんむすめ」さんです。

山口果樹園さんは梨の販売はしておりますが、梨狩りは受付てない？ガラスびん協会様のイベントの梨園見学と「梨もぎ体験」をさせていただきました。

今後、山口果樹園ではカフェなどを運営していくことは検討中だそうですが、この日はスペシャルイベントとして梨を使ったレシピ体験もさせていただきました。


★完熟梨　豊水100%なしジュース。

完熟なしジュースの原材料となっている梨畑を見学＆梨もぎを体験させていただきました。

梨は奥が深く、梨の神秘に驚きました。

梨は最初に受粉した梨が、一番最後に実になるという衝撃事実！
豊水、幸水、新星、あきづき、にっこり
時期で収穫できる梨の種類も違うのだそうです。

１４回全国果樹技術・経営コンクールにて農林水産大臣賞を受賞されている、宇都宮市認定のエコファーマーである山口果樹園さんは今の梨ジュースびんむすめさんのお父さんで４代目！

梨ジュースびんむすめさんが５代目を襲名（⇐梨園じゃなーいので襲名は違うね）
もとい、5代目を引き継がれるご様子。

梨の栽培は、祖父の次平さんから始まり、現園主の父　勝さんへ受け継がれ、現園主のガラスびんむすめさんの父・幸夫さんまで家族で梨園を守りつないできたそうです。

山口果樹園の梨は、樹上で熟した梨だから美味しい！

素敵なファミリーです。
化学肥料や農薬の使用を極力控え、虫よけにはミントを植えたり、農薬を最小限にすむように創意工夫をされて、大事に大事に梨畑を守ってきました。

梨の熟したものの見分け方が難しい。。。
熟してない梨はジュースにもできないので、落ちたら土に返してあげるのだそうです。

なんて絵になる素敵な光景！！

梨棚は180㎝、それでも山口果樹園さんの棚は高さのある方で一般的には170㎝なのだそうで、それが実が成ってくると下がってきて、163㎝の私でもかがまないと頭が梨の実にゴッツンコ。
その中で作業するとなるとかなり大変な労働です。 

桃栗３年、柿８年とかいいますが、梨が実をつけるまでも６年もかかるそうです。

１から果樹園を始めるとその間無収入の状態で設備投資だけかかるというロングスパン。
農業は深いものですが実際にお話を聞くと、スーパーに並ぶ梨１個のお値段が安すぎて申し訳ないと思ってしまいます。
美味しい梨にするために、愛情をこめて、大事な大事な仕事を繰り返し収穫の時を迎えるのだそうです。

もう食べれそう！って思った梨も、３０日ほどたたないと収穫できないといわれ、収穫時期の色合いを間違うと梨は商品としてＮＧと知りびっくり！

元気なみきママと、ガラスびんむすめの次女のいくみさん。

３人姉妹の山口果樹園を引き継いでいく、次女のガラスびんむすめさん。
２０代半ばといういうのにしっかりとした農業に対する姿勢は感動するものがありました。

祖父母やご両親の背中を見て梨とともに育ってきた、いくみさんの梨への愛情も半端なく山口果樹園では丹精込めて愛情込めて育てられる梨なのでファンが多いのでしょう。

お邪魔している間も梨を買い求めるお客様がひっきりなしに訪れ、電話も鳴って忙しそうでした。

可愛いお家もファミリーで建てたそうです。

大草原の小さなお家のような可愛いハウスは、赤毛のアンのグリーンゲイブルスと重なる、あったかい山口ファミリーの夢のハウス。
「夢は見るものではなく、叶えるもの。」
をカタチにされていました。

梨もぎ体験の後は、美味しい梨を使った万能タレ作り体験です。
次へつづく

山口果樹園
http://www5e.biglobe.ne.jp/yu-yama/
栃木県宇都宮市上籠谷町2937
028-667-0523